ニンフフィッシングを「邪道」から「正道」に変えた人、
フランク・ソーヤー。
このあまりにも有名なお方が作られたニンフの一群を
「ソーヤー・ニンフ」って言いますよねはてなマーク

で、僕らの仲間は桂川(ヅラ)で尺上ヤマメや巨大ニジマスを
やっつけるためフライを開発してきました。
それは、あたかも「ヅラニンフ」ですチョキ

$JoeJoeの隠れ家-zura bugger
ヅラ・バッガー。
また巻いちゃいました。このネーミング大ウケです。
黒くて大きいニンフ、多分、いろんなエサへの暗示性があるんだと思います。

$JoeJoeの隠れ家-rubber reg bug
この前購入したラバーレッグ、使っちゃいました。
実は海フライ&バスフライ以外では、まったく使ったことなかったんです。
経験者によると、ラバーレッグの大物誘引効果はテキメンのようです。

$JoeJoeの隠れ家-bunny
バニー・リーチ。
実はリスの毛のゾンカーストリップ使ってるので、バニーじゃないんです。
ダンベルアイが好きな仲間がいまして。
底まで沈めるとき、確かな根掛り防止効果があります。

$JoeJoeの隠れ家-phesant tail
フェザントテールニンフ。
まさしくソーヤー・ニンフの代表。
私のヅラ仲間で最もぶっ飛んでいる友達は、
竿はぺゾン、リールはハーディー、車はフィアット、フライはフェザントテール。
これでヅラのヤマメをインジケーターも使わずビシビシ釣る。
こういう細身のニンフが爆発的に効く時があると思います。
上の黒っぽいヤツは天竜川冬季ニジマス釣り場の必勝パターン、
下のピーコックソラックスの明るい色のヤツは、ヅラで各種カゲロウの
イマージャーとして効果絶大です。

ちなみに、僕のニンフの釣り方は主に3パターン。

僕は意外とアウトリガーが好きです。近くしか釣れないのがタマにキズだけど、
「操作しておびき寄せて食わせる」ところがタマらなく楽しい。
アタリもガツンと豪快です。
2~4B程度のショットを、3~4Xの太いティペットに取り付け、
底を取っていることを確かめながら丁寧に流します。
サイトフィッシングのときは100%アウトリガーです。
竿も長くて強いものを用います。標準は5番の9ft以上、70オーバーを見つけたら、
7番10ftの出番です。
と言うことで、桂川程度の川幅で大物狙うのには、一番確率の高い釣り方です。

ルースニング(と言うよりアメリカのマーカーフィッシングに近い)。
コレは浅いタナにいる魚を遠くから狙うのに用います。
自作のラムズウール&自動ハリス止めで作ったインジケーターまでは4X、
それ以降は5~6Xのティペットを使って、ショットはあったりなかったり。

ライゼリング・リフト。
これはアウトリガーの道具立てそのままに、メンディングを駆使して
縦のスイングで食わそうとするやり方です。極めてウエットに近い。
(ジェームス・ライゼリングは、ソフトハックルでやってますよね)
瀬のヒラキで水中捕食している魚に効果があります。

ドライよりはイージーですが、釣りの幅を広げるにはニンフは欠かせません。
ニンフをうまく流すことで、水中の流れを3次元的に知ることができます。
それは、あらゆる水中の釣りをするために、必要な知識を得ることになるのです。

何といっても、魚の捕食物の大部分はニンフですからね。