釣りから帰ってきた夜、師匠とフライパターンについて語りました。
テーマは「ヒゲナガ&クロダイ」。

【PART1.ヒゲナガ】
なごみさんでヒゲナガで盛り上がってから、妙に気になってます。

「ヒゲナガがガンガンハッチしてるのに、ヒゲナガパターン食わないことない?」

当然、ヅラのような水生昆虫の量と種類がすさまじいところでは、
かなりの確率でありえます。
 
 ■ ステージが合ってない
   ヒゲナガのハッチはピューパ食ってるのがほとんど
   (だからウエットが効く)
 ■ ヒゲナガがマスキングになっている
   本命は、フタバコカゲロウやアカマダラだったりする
   (カゲロウでもイマージャー食ってればライズはスプラッシュになりがち)

ということを心がけても、一向に食わないことがあります。

「ひょっとして、スペントっていうか羽化失敗モノ食ってんじゃねーの」

そこで、こんなのでっち上げました。
JoeJoeの隠れ家-spent sedge1
ヒゲナガのアダルトはピタッと翅を閉じていますが、
これはワザと開いて死んだヒゲナガを演出しています。
JoeJoeの隠れ家-spent sedge2
ウサギの足、スノーシューの白はイブニングでも良く見えますよ。

そして。。。
「ヒゲナガのウエットって、なんか動きの写実性が足りなくねぇ」
そこで、さらにこんなものを。
JoeJoeの隠れ家-sedge soft hackle
ヒゲナガの動きが食いを誘うなら、あらゆる部分が動いたほうがいい。
ならばソフト・ハックル的なものがいいのではないかと。
一応スクイレルテールのウイング付けてますが。

【PARTⅡ.クロダイ】
昨年の師匠は、浜名湖のクロダイに凝ってました。
今年は、僕も静岡へ帰省したときには挑戦しようと思っています。
基本落とし込む釣りなので、タマ数を多く持つので簡単なフライがいい。
$JoeJoeの隠れ家-kurodai flies
やはり手堅いのは、クレイジーチャーリー、クラウザーミノーなどの
「エビフライ」でしょうか。
写真の中に、まるで「ラバーレッグ付きエルクヘアカディス」みたいなのが。。。
これ、れっきとしたボーンフィッシュパターンです。
チヌ針に小さく巻いた「カニフライ」ですね。

あとやっぱり、本業は鱒釣りなんで、
$JoeJoeの隠れ家-kurodai flat wing
フラットウイングのストリーマー。
ただ、やっぱりエビにしたいんで、サーモンフライのような仰々しさはナシ。
ジェネラル・プラクティショナーで釣れると面白いケド。

一人でフライ巻くのもイイけれど、
二人であれこれ悩みながら巻くのも楽しいですな。