Wish You Were Here
~~~あなががここにいてほしい~~~

土曜日の静岡の楽器屋さんで。

僕は店員さんのギターを試し弾きしているとき、
「JoeJoeさん、Pink Floydじゃないですかぁ~」
「Dave Gilmourの音って、ストラトなのにすっごく太いですよね」
てな話になりました。

僕は、Pink Floyd(ピンク・フロイド:以下、ピンフロと略します)の
 ♪ Time
 ♪ Money
 ♪ Comfortably Numb
 ♪ On The Turning Away
といったピンフロのギタリスト、Dave Gilmourの名作といわれる
ギターパートをバリバリ弾いてました。
(最近、Dave Gilmourの紳士的な泣きのギターが好きなんです)

僕のピンフロとの出会いは、大分遅くて20代半ばの頃。
高校生の頃、
ピンフロは一応「プログレッシブ・ロック」ということになっているし、
“吹けよ風 呼べよ嵐”とかプロレス思い出すし(笑)
ダサいと思ってました。

それでも、バンドのギタリストとしてお勉強しなくてはならず、
ボーカル担当から渡された
“Wish You Were Here(邦題:炎ーあなたがここにいてほしい)”
が初めてのアルバムになりました。
Shine on You Crazy Diamondの繊細な泣きのギターにもヤられましたが、
この“Wish You Were Here”を歌詞カードを見ながら聴いていたら、
止め処もなく涙が流れてきました。

僕の父親のこと、
オーバーラップしてしまいました。

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So, so you think you can tell
お前には分かるかい

Heaven from Hell, blue skies from pain
天国と地獄の違いを、青空と苦痛の違いを

Can you tell a green field from a cold steel rail?
新緑の野原と冷たい鋼鉄のレールの違いを

A smile from a veil?
微笑みと仮面の違いを

Do you think you can tell?
お前は言うことができるかい

And did they get you to trade
お前は応じたのかい

Your heroes for ghosts?
幽霊と英雄を引き換える取り引きに

Hot ashes for trees?
木々を熱い灰に変えてしまう取り引きに

Hot air for a cool breeze?
涼しいそよ風の代わりに熱い空気を

Cold comfort for change?
変化の代わりに冷淡な寛ぎを

And did you exchange
お前は変わってしまったのかい

A walk on part in the war for a lead role in a cage?
籠の中の主人公から戦争の脇役に

How I wish, how I wish you were here
どれだけ、どれだけお前がここにいて欲しいことか

We're just two lost souls swimming in a fish bowl
俺達は金魚鉢の中をさまよう二つの失われた魂

Year after year
永遠にずっと

Running over the same old ground
昔と同じ場所を駆け回って

What have we found?
俺達にはいったい何が分かったのか

The same old fears
昔と同じように恐いんだ

Wish you were here
お前にここにいて欲しい

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JoeJoeの隠れ家-pink floyd

かつて僕の横にいてくれた人へ。
あなたがここにいてほしい。