多分、今週の僕はいろんなことを考え込み、悩んでいます。
時には怒りを、時には無力感を感じています。

今日はとても仕事が遅くなり、10時半に帰宅。
カップラーメンの夕飯になってしまいました。

そんな頃、久しぶりに同郷の師匠から電話が。
師匠も大きな悩みを抱えています。
仕事のこと、体調のこと。
声のトーンもひどく疲れていました。
なんと45分を超える長電話に。

「これは、一緒に釣りに行くしかないね」
6月中に、あのS川へ行くことになりました。

僕の師匠は、釣りの技術を教えてくれたというよりは、
Fly Fishingの楽しさを教えてくれました。
「釣りの周辺が楽しくないと続かないよ」
GWの長野 安曇野の川でのイブニング。
師匠はいっぱい釣って、僕はチョッと釣って、
お祝いに松本の街で夜遊び。

師匠はガツガツ釣りしない。釣り場でよく寝る。
釣れない時間は喫茶店でまったり過ごす。

車の中でする会話。
次に欲しいハーディーのリール、海外の釣り事情、あそこにはこんな魚がいるとか。
音楽のこと、映画のこと、最近読んだ本のこと、うまい酒のこと、
優れた工業デザイン、ファッション、時には世界情勢や経済のような堅い話。
含蓄と洞察力がある頭の回転がいい人だから、話していてとても楽しい。
それでいて、とても男っぽい人、男臭い人。

何とか元気になって欲しい。

「これ釣れるよ」
ストリーマーを巻きたいとリクエストして、最初に教わったゾンカー。
$JoeJoeの隠れ家-zonker1
こんな感じだったかなぁ?
(まっ、10何年も前だから)
リスのスキンを使ってます。

JoeJoeの隠れ家-zonker2
やはりストリーマーだから小魚をイメージしないと。
これは鮎のつもり??
ゼブラゾンカーストリップをマーカーで着色。

$JoeJoeの隠れ家-zonker3
真っ白け。これはメバル用。フックも小型のタチウオ針です。
ポーラーキャットという珍しいマテリアル。
フォックスの透明感とラビットのふわふわを兼ね備えた優れもの。
でも最近は見かけない。

$JoeJoeの隠れ家-zonker4
マドラーゾンカー。
最近はもっぱらバスフライ。
TMC777SPかワームフックに巻きます。

ゾンカーのような古典的ストリーマーって、最近流行らないけど、
よくできたゾンカーは水の中でくねくね動く。
シンキングラインをリトリーブすると、その振動が指にも伝わる。

湖でゾンカーをリトリーブするドキドキ。
あんな新鮮な感動、また感じたい。