出張帰りのフレッシュひたちに揺られる中電車
週末に見たS川の大ヤマメ期待ポイントが脳裏から離れない得意げ

自分で言うのもなんだけど、大物ポイントを見つける能力、自信アリです。
(静岡の師匠N氏から授けてもらった能力です)
そのポイントってココ。
$JoeJoeの隠れ家-S_river_runs_end
低い堰堤。
前後に水生昆虫の生産性が高い瀬があり、エサ豊富。
堰堤の下は、深さ数m以上の深い淵、ストック能力十分。
ずっと下流にはダム湖。
コレは絶対何かある。

そこで、ここに大物がいるのを確かめ、釣り上げたい。。。そんな劣情に駆られます!!

今後S川に行くとき(行く前)にすること、3つ思いつきました。

① 特大ウエットフライを沈める用意をする
$JoeJoeの隠れ家-wet flies
もう何年も使っていないアトラクター系 川の大型ウエット&ストリーマー。
このサイズじゃ竿は6~7番ですな。
(それにしても汚いボックスだ)

$JoeJoeの隠れ家-sink tip
最近のウエットは
ツーハンドやスイッチロッドでスイングやドリフトの釣りが流行りですが、
湖のようなリトリーブの釣りも忘れてはなりません。
堰堤下ではフルシンクよりも、
経験上、反転流に飲まれにくい写真のようなシンクティップや
フローティングのランニングラインを使った重いヘッドが良いと思います。
昔、国分寺の信者の方が良くやってましたし、
ロマン・モーザーのDVDでも似たようなことしてました。


② 水生昆虫について復習する
$JoeJoeの隠れ家-aquatic insects
僕は、なんだかんだ言って虫が絡む釣りが一番好きです。
かつて、桂川の師匠からこんなことを聞きました。
(師匠は、最近ルアー雑誌で大活躍ですが、いぶし銀のFly Fishermanでもあります)

「ウン10年のキャリアの中で、一番大物を釣ってきたのは昼間のドライフライだ」

あらゆる人にミノーイングを薦め、僕をウエットフライにハメた人が、です。
しかし、日本のFly Fishing創世記からのキャリアがある方です。重みがあります。

相手を視認できるサイト・フィッシングで、
捕食物が特定できる水面~水面直下でエサを食っているとき、
大物だけを選んで釣る唯一の方法だと熱く語っていました。
(ルアーやウエットは、取り巻きの小物が先に釣れて、ポイントを荒らすこともしばしば)

ヅラや忍野、はたまた海外でしか通用しない考え方と思う方もいるでしょう。
でも、この考え方を(ヤマメのサイズはともかく)福島の夏井川で実践すると、
いろんな意味で“確実に”釣れます。
更に言うと、フライフィッシングを、よりフライフィッシング的に楽しむに
相応しい方法だと思うんですがね。

あの大渕で、大ヤマメがライズしていたら。。。
私は単なる「大物実績フライ」ではなく、
捕食物に合わせた形・色・大きさ・ステージにマッチしたフライを選択するでしょう。

で、恐らく。。。
虫の種類と捕食ステージの特定の面で
最高の教科書が、憲司郎先生の有名すぎるこの本でしょう。


③ ルアーを用意する
でも、自然が相手では、こちらの思惑通りに事はすすみません汗
そこで、大物をおびき寄せる能力に長けたルアーを活用するのもオツです。
ただし、僕は最新のルアーを追いかけてない(というか、好きになれない)ので、
10ウン年前の道具、大活躍です。
$JoeJoeの隠れ家-spoons
大場所でスプーン使うの。。。大好きです。
かつて仲間内で、スプーン・ディスカバリー作戦と題し、
10g以上のスプーンを駆使して、ヅラのデカニジとの戦いを繰り広げました。
中には、ハーディーのファイバーチューブブランクで、
スプーン専用ベイトロッドを特注したフリークもいましたよ。

って事で、妄想が膨らみまくり、爆発しそうです爆弾