今年見た映画
連休最終日。朝から曇りベースの寒い一日だった。久しぶりに静岡シネギャラリーへ映画を見に行った。普段行くシネコンのZARTは入館料が1,000円で駐車料金も無料だが、シネギャラリーは入館料1,200円に加えて駐車料金が700円(割引料金)かかる。しかもスクリーンが小さい。それでも行くのは、シネギャラリーでは時々、地味だが珠玉の作品を上映するからだ。今日観た作品は「鑑定士・顔のない依頼人」。イタリア映画だ。監督は「ニューシネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ。主演は「英国王のスピーチ」のジェフリー・ラッシュ。チラシのキャッチは「ある日、舞い込んだ、ある屋敷の美術品鑑定依頼。待ち受けていたのは、壁の向こうから姿を現さない女。トルナトーレが仕掛ける極上のミステリー。」スジは紹介できないが、驚愕の結末が待っている。正にシネギャラリーの面目躍如。見事な作品だ。じょーじの評価は・・・★★★★(星四つ)さて、2013年の映画鑑賞はこれが最後。今年は9本の映画を観た。(DVDは対象外)通常月1本位のペースで見に行くのだが、今年は見たいと思う作品が少なかった。1月:東京家族、カミハテ商店3月:アルゴ、クラウド・アトラス7月:終戦のエンペラー10月:R10011月:清須会議12月:利休にたずねよ、鑑定士・顔のない依頼人邦画・洋画ほぼ半々。「クラウド・アトラス」や「清須会議」のようなエンタテイメント映画は文句なしに楽しめるが、 今日の「鑑定士~」のような鑑賞後の余韻が長く続く作品は、私に映画の醍醐味を教えてくれる極上品だ。