首都圏に緊急事態宣言が発令された1月8日、映画を見に行った。

3か月半で興行収入324億円を超え、「千と千尋~」の記録を19年ぶりに更新した、「鬼滅の刃」である。

 

既に遅きに失した感はあるが、コンビニで働いていて、鬼滅の刃が絡んでいる商品は何でも売れる状況(謂わば社会現象になっている)を見るにつけ、これは観ておくべき作品だと思っていた。

 

去年観たテレビアニメの「那田蜘蛛山編」「柱合会議・蝶屋敷編」が面白かったので、年末にコミックの1~6巻を購入し、一気に読んだが、この続きは是非映画で観たいと思った。(今回映画化された「無限列車編」は原作コミックでは7~8巻に当たる)

 

静岡でも感染者が急増しているので、コロナ対策は充分にとって、普段は選ばない端っこの席で観た。

 

映画を観て泣いたのは「ボヘミアン・ラプソディー」以来だった。

登場人物のひとり鬼殺隊・炎柱の煉獄杏寿郎は、私が出会って僅か2時間で逝ってしまった。主人公の炭次郎より何倍も強いのに。十二鬼月の上弦はそれほど強いのか?

炭次郎は、あとどれだけ修行すれば上弦の鬼を倒せるのか?

鬼の首領・無惨(ボスキャラ)に再び相見えるのいつになるのか?

興味は尽きない。

 

 

さて、私の年中行事「箱根駅伝」観戦。

仕事のない土日だったので、じっくりテレビ観戦できた。

ご存知のように、駒沢大が最終区残り2kmの大逆転で、13年ぶりの総合優勝を果たした。

2位の創価大は、10区襷リレーの時点で3分以上あったリードをひっくり返された訳だ。

「駅伝は何が起こるか分からない」これぞ駅伝のだいご味!

箱根駅伝は、10人の選手が自分の力を100%出せば、どのシードチームも優勝できると思う。各選手の適性、監督の采配で結果が大きく変わってくる。

創価大は、たまたま10区の選手が力を出し切れなかった。彼が往路を走っていたら、結果は違っていたかもしれない。

とにかく前回初めてシード権を獲得して、いきなり優勝争いを演じたのだ。健闘ぶりは大いに称賛すべきだ。

来年は、胸を張って優勝を狙ってもらいたい。