11月14日、2年ぶりにかみさんと東京で美術館巡りをした。

9時39分発のひかりに乗り、11時に上野公園に到着。

まずは「上野の森美術館」へ向かう。

予想はしていたが、ちょっとした行列。

10分ほどで入場したが、中はかなりの混雑。

副題が「人生を変えた二つの出会い」ということで、初期の暗い画風(ハーグ派との出会い)はざっと見て、ゴッホらしい画風(印象派・浮世絵との出会い)の「麦畑」「糸杉」「サンレミ療養院の庭」などを鑑賞した。

中でも印象に残った作品が「薔薇」。

 

フィンセント・ファン・ゴッホ「薔薇」

白と明るい緑色で表現された、「向日葵」とは対照的な作風だ。

かみさんも大いに気に入り、ミュージアムショップで売っていた複製画(69,800円)を買うことにした。我が家のリフォーム記念に丁度良いインテリアだ。

 

次に訪れたのは「東京都美術館」。お馴染みの美術館だ。

「コートルード美術館展」を鑑賞。

副題が「魅惑の印象派」で、フランスの「コートルード美術館」収蔵の印象派作品を中心に展示している。

セザンヌの作品が多いが、目玉作品はマネの「フォリー=ベルジュールのバー」。私は印象派はさほど好きではないのだが、マネは別格。

 

エドゥアール・マネ「フォリー=ベルジュールのバー」

 

12時半過ぎ、我々は新橋に向かった。「パナソニック汐留美術館」に向かう途中、「かおりひめ」で昼食を摂る。

ここは愛媛の郷土料理店でうどんがメイン。かみさんは「けんちんうどん」、私は「宇和島鯛めし」。中々の味だった。

 

「パナソニック汐留美術館」では「ラウル・デュフィ展」を観た。

デュフィの絵画とテキスタイルデザインを展示していた。

絵画は多くなく、テキスタイルデザインの方が主体の印象。

 

ラウル・デュフィ「ニースの窓辺」

私はデュフィが大好きで、実物は色鮮やかで実に美しい。

只これがポストカードになってしまうと、あの鮮やかさが無い。オフセット印刷の限界を露呈していて、ポストカードは買うのをやめた。

 

15時3分のひかりで帰静。

アスティの「成城石井」で夕飯を買って帰宅した。

 

さて、「ふじかわキウイマラソン」まであと5日。

一昨日、長尾川の土手を3周(約5km)して、ハードな練習は終了。

今日以降ジムでは軽い練習で本番に臨むことにする。

風邪を引いたりして去年ほどは練習できなかったが、タイムには拘っていないので気楽に走って来ようと思っている。