父の葬儀から2週間余り。多忙な日々を送っている。
先週は検認申請準備での家裁を皮切に、仏壇を選びに市内~藤枝のメーカーを訪ねたり、DVDプレーヤーをプレゼントするため、娘たちの居る焼津に行ったり、今週は市役所を行ったり来たり、明日は年金事務所へ行く予定。ボーッとテレビを観ている暇もない。
気持ちの張りつめた毎日だが、昨日気分転換に映画を観に行ってきた。
池井戸潤原作の「七つの会議」だ。
「下町ロケット」や「半沢直樹」シリーズでお馴染みの、池井戸映画第二弾である。
主人公は野村萬斎。
香川照之、北大路欣也、片岡愛之助、立川談春の常連に加え、及川光博、鹿賀丈史、橋爪功など芸達者が脇を固める。
期待を裏切らない重厚な出来栄え、さすがに池井戸潤。
さて、ウインタースポーツ花盛り。
まずは女子フィギア、四大陸選手権。
ヨーロッパ大陸以外の地域で競われる四大陸選手権。
ロシアが参加しないので、日本選手のメダル独占が期待されたが、私が以前から注目していたカザフスタン(この国はアジアだった)のトルシンバエワが、一皮むけた演技で2位に入った。
日本選手権では4位に終わり、世界選手権出場を逃した三原真衣。
SPで8位と出遅れたが、FSでは会心の演技で3位と健闘した。
優勝は紀平梨花。トリプルアクセルが決まれば敵なし。
坂本花織はフリーでつまずき、4位に終わった。世界選手権での巻き返しに期待したい。
続いてはカーリング。
先日行われた日本選手権では、決勝で中部電力が、平昌五輪銅メダルのLS北見を11:3で粉砕し、2年ぶりの優勝を果たした。
それにしても中部電力は、以前より格段の進歩を遂げた。
フォース北沢のショットの正確さはLSの藤澤を上回った。
通常フォースの選手がスキップを務めるのだが、中部電力はセカンド中嶋がその大役を担っている。北沢はショットに専念できる訳だ。
LSは今大会で3度中部電力と対戦して1度も勝てなかった。中部電力は世界選手権でも十分メダルが期待できる。
LS藤澤、最後のショット
それでもLS(ロコ・ソラーレ)の選手たちは、五輪の時と変わらず試合を楽しんでいた。
負けが決まったLS藤澤、最後の一投は笑いながら、サービス精神万点の「回転ショット」だった。これが全ての国民から好かれる彼女らの魅力なのだろう。
フィギアもカーリングも来月の世界選手権が楽しみである。
明日は年金事務所へ行かなくてなならない。
四十九日、遺産相続など葬儀の後処理はこれからが本番だ。