11月の「ふじかわキウイマラソン」は、練習の甲斐あって目標を達成することができた。(上の画像は富士山をバックに、最後の坂を駆け上がる私)
大会後2週間ほどは全く走らず身体を休ませたが、目標があれば今後のランニング練習にもやりがいが持てる。
そして私は次のエントリー大会を「日本平桜マラソン」に決めた。
静岡マラソンと違い5kmがあるし、制限時間も55分と緩い。もちろん平坦なコースは競技場周辺だけで、昇り勾配はかなりきついので、大きなチャレンジには違いない。
先々週からランニング練習を開始したが、初日は1kmからスタート。
先週からは2kmに伸ばし、昨日は2,5km走った。まだひと頃よりスピードは出ないが、徐々に調子が戻りつつある。
本番まではまだ3か月以上ある。じっくり仕上げていこう。
GPシリーズ フランス大会表彰式
さあ、フィギアスケートが佳境に入ってきた。
11月23~25日のフランス大会では、日本の新星紀平梨花がトリプルアクセルを決め優勝。我が三原舞依も2位に入り、日本勢がワンツーを決めた。3位は米国期待の星テネル。コーチを替えカナダに拠点を移したメドベデワは、心身ともに不調で4位に沈んだ。
エキシビジョンでのトゥクタミシェワの熱演
2週後のグランプリファイナルは、日本vsロシアの対決となり、紀平梨花が、強力なロシア勢を退け優勝した。2位はザギトワ、3位にトゥクタミシェワが入った。坂本が4位、宮原は最下位に甘んじた。
世界のトップ6が集ったエキシビジョンでは、トゥクタミシェワがセクシーな演技で会場を魅了した。
そして迎えた全日本選手権。
今やGPシリーズを勝つより全日本を制する方が難しいと言われるほど日本のレベルは上がってきた。
まずは、下位で私の印象に残った選手たちを紹介しよう。
ぎりぎりでFS出場権(24位)を得た永井優香(20歳)。
結局FSでもジャンプが決まらず、最下位と低迷した。演技終了後ずっと泣き続けていた姿は痛々しかった。
もう一人は細田采花(22歳)。
22歳というとそろそろベテランの域だが、なんとトリプルアクセルを決め8位に食い込んだ。観衆はスタンディングオベーションで健闘を称えた。
そして優勝争いはSP上位の5人に絞られた。
三原舞依 FSの演技
紀平はSPで3アクセルを失敗し5位。私の応援する三原はSP3位につけ、世界選手権を狙える位置にいた。
最終グループ4番目滑走の三原は、完ぺき且つ随一の優美な演技でトップに立ち、私は感動に涙ぐむ。「世界が見えた!」
しかし紀平が3アクセルでトップを奪取、SPの貯金があった宮原が3位となり、最終滑走の僚友坂本がダイナミックに躍動し優勝をさらった。
なんの、世界はだめでも四大陸選手権がある。頑張れ舞依ちゃん!
さて、同じ日に開催されたロシア選手権。
なんとなんと、ザギトワが5位、メドベデワは7位に沈み、ジュニアが表彰台を独占した。
1位シェエルバコワ(14歳)、2位コストルナヤ(14歳)、3位コンスタンチノワ(15歳)。
平昌五輪から1年も経っていない。紀平、坂本が日本のエースに躍り出たはといえ、ロシアの壁はまだ厚い。