先月のマラソン大会から3週間余りが経過した。
色々なことがあり、更新が遅れてしまったが、順を追って書き留めていこう。
11月29日東京へ、「ルーベンス展」と「ムンク展」を観に行った。
高速バスで、池尻大橋下車。渋滞で予定より40分遅れ。
上野の国立西洋美術館に着いたのは12時45分。
思ったほど混んでいず、バロックの巨匠の迫力ある作品を堪能した。
アニメ「フランダースの犬」ラストシーンで、ネロが見るルーベンスの「キリスト降架」は印象的だった。あんな少年が、少々気味の悪いこの作品に憧れていたとはちょっと信じられないのだが。
続いて東京都美術館へ。
「ムンク展」は開催間もないこともあり、チケット売り場は長蛇の列。40分並んでようやく会場へ入った。
やはり代表作「叫び」の前は黒山の人だかり。
今回は最終の“目玉無し”バージョンの来日だが、私は最初の“目玉入り”バージョンの方が好きだ。とはいえ目玉無しバージョンの不気味さには迫力がある。
12月8日、再び東京へ。今度はかみさんと娘夫婦に会いに。
婿さんの異動で来年早々静岡へ戻ってくることになった。
我々と同居できれば、双子を抱える娘の力になってやれるので、婿さんにその旨伝えるために。
12月16日、50年来の親友T君夫妻と忘年会を開催。
夏冬年2回、お互いの近況や情報を交換している。寄る年波で、話題は健康や終活が主体になる。
楽しい3時間を過ごした。
で、いよいよ本題。
遅ればせながら映画「ボヘミアン・ラプソディー」を観に行った。
’75~’85年頃一世を風靡したバンド「クイーン」の、ほぼドキュメントムービーである。
Queen at LIVE AID
ストーリーは、ほぼ事実に沿っているので、クイーンがお好きな方には説明不要だろう。
ラストの「ライブ・エイド」での彼らのパフォーマンスは圧倒的である。
私は「ライブ・エイド」はテレビでも全て見ていて、エリック・クラプトンのライブと並んで鳥肌ものの感動を覚えたものだった。
この映画でもラストの「We Are The Champion」では、感涙を禁じえなかった。
まだご覧になっていない方には、是非ご鑑賞をお勧めする作品である。