25日、富士市のマラソン大会「ふじかわキウイマラソン」(5kmの部)に参加した。

私が市民マラソンの大会に参加したのは初めて。

ブログでも過去何度か練習状況を投稿しているので、読者の皆さんは「ついに本番が来たな」と思われただろう。

 

実は先週の木曜日に、上り坂の練習をして右脛の筋肉を傷めてしまい、よせばいいのに金曜日も少し走って痛みが取れなくなってしまった。月曜日に現地コースを下見したら、かなりアップダウンがあることが分かり、急遽上り坂の練習に重点を置いたのだ。

土曜日は完全休養を取ったが、過去に無理して走って右脛が攣ってしまい、暫く歩けないことがあったので、今回のマラソン大会は不安を抱えての参加だった。

 

かみさんにも付き合ってもらって(荷物番)午前8時、車で出発。

8時30分には富士川SICを降りたが、会場まではノロノロ運転。さらに駐車場入場までに随分時間がかかり、然るべき場所に荷物を置いたのは9時20分。9時35分に5kmのランナーに召集がかかるので、早めに出たつもりだったが、殆ど余裕はなかった。

 

 

 スタートを待つ5kmのランナーたち

9時50分、羽織っていたダウンジャケットをかみさんに預け、スタート地点へ。

10時05分、5kmレーススタート。

200mほどの緩い下り坂の後は、1kmあまり登り坂が続く。

足の痛みは感じない。いけそうだ。

新東名の橋をくぐると次は下り坂。ここでスピードを上げ時間を稼ぎたいところ。後半に備えてあまり無理はしなかった。

微かな登り坂を走る頃には気温はかなり上がってきていた。

そして折り返し地点で時計を見ると、16分20秒ほど。一瞬我が目を疑った。

当初立てた目標は中間点で19分。2分40秒も上回っている。

ここで目標タイムを35分に切り替え、少し歩きながらポケットに入れていたアクエリアスで水分を取った。

沿道では地元の人たちの声援が途切れない。暖かい声に励まされ、ペースの落ちたランナーを少しづつ抜きながらゴールを目指した。

10時30分にスタートした10kmのランナーたちが、物凄い勢いですれ違っていく。

それでもラスト1kmは足取りが重くなった。表情もかなり厳しかったと思う。

何とかゴールにたどり着いてタイムを見ると、32分30秒。

こんなに速く走れたのか?みんなで競い合う環境でアドレナリンも出たのだろう。

 

アクエリアスのペットボトルと大会のタオル、そして完走表をもらい、かみさんとの待ち合わせ場所へ。

この「ふじかわキウイマラソン」は景品が多い事でも知られ、タオルに加えてお弁当、キウイ1パック(8個入)が貰える。

出店ブースでは地元の産品やスポーツ用品などが並んでいた。

帰りの混雑を思い、我々は早めに駐車場に向かった。

 

 記念タオル

今回のマラソン大会参加は私にとって大きな自信となった。

普段の練習の成果だ。まだまだやれる。

今私は次の目標になるマラソン大会を何にするか考えている。