散歩コースの途中にある田んぼは、黄金色の稲穂が垂れ、収穫を待っている。
私の趣味のひとつにゴルフ観戦がある。
現役時代は外回りをやっていたので、接待ゴルフなどで酷いスコアを出したりもしていたが、定年を迎えた頃にはすっかりゴルフとも疎遠になっていた。
ここ数年は専ら見る専門。特にLPGA(女子ゴルフ)は欠かさず見ている。殆どテレビ観戦だが、静岡県で開催される女子ツアーは、条件が良ければ観戦に出かける。
男子ゴルフは全英オープンなどのメジャー大会を観るのみだが、つい最近感動のドラマがあった。
あのタイガー・ウッズが、米国ツアー選手権で5年ぶりの優勝を果たした。不倫スキャンダルから10年、数々の苦難を乗り越えて、強いタイガーが帰ってきた。熱狂した大ギャラリーを引き連れて、18ホールグリーンに向かう姿は壮観だった。
女子ゴルフは、9月9日「女子プロゴルフ選手権」で、2か月ぶりに復帰した鈴木愛だったが、久々ということもあり、26位Tに終わった。1~3位を韓国勢に占められ、つまらない結果となった。
次週の「マンシングウエア・レディース」では、香妻琴乃(26歳)がプロ入り8年目にして、涙の初優勝を果たした。LPGA有数の美人プレーヤーだったが、成績は今ひとつで、ここ2~3年はシード落ちを繰り返していた。鈴木愛はさすがの6位、黄金世代の新垣比菜が2位Tと好調ぶりを示した。
23日の「ダンロップ女子オープン」では、大江香織(28歳)が2年ぶりに3勝目をマークした。決して美人ではないが、垂れ目が愛嬌があって好きなタイプである。鈴木愛は伸び悩み18位Tに終わった。
そして先週の「日本女子オープン」では、米国が主戦場のユ・ソヨン(韓国)が、同じく米ツアーに挑戦している畑岡奈紗に3打差をつけて逃げ切った。今期未勝利の菊池絵梨香も優勝争いを演じたが、3位に終わった。鈴木愛は前半の出遅れが響いて14位Tと振るわなかった。
今週は東名CC(裾野市)で開催の「スタンレー・レディース」。台風が心配だが、雨が降らなければ観戦に出かけたい。