2015年11月のストフェスは、プライベートな事情で音楽仲間たちの応援には行かなかった。
が、カバーグランプリには再び出演し始めた。当初の出演条件である「3曲同一ミュージシャン」は撤廃され、参加者も増えてきていた。
11月は高田渡、12月は荒木一郎、年が変わって2016年1月はあがた森魚、2月はGS(グループサウンズ)をカバーした。
2月には復活した「水曜フォーク村」に参加してみたが、以前のようなのんびりした雰囲気はなくなっていた。ミュージシャンたちがパフォーマンスを競う「マンデーチャレンジ」と大差はなく、私の居場所は無かった。
3月は2年ぶりに「やまぼうし」へ、マルケンさん、ノーザンスターさんのライブを見に行き、旧交を温めた。
カバーグランプリは3月がオールディーズ(テネシーワルツ~ダニーボーイ~私の青空)と高田渡、4月がビートルズをカバーした。4月には黒木君とけいこさんも参加し、賑やかで楽しいひと時だった。
もちろん「マキタさん・・・」に出演している黒木君は、毎月欠かさず応援に行っていた。そして私と同じように最前列を予約するカップルとも顔なじみになっていた。
5月のカバーグランプリは、9組がエントリーして大変賑やかだったが、若い人たちが我々年長組を圧倒した。
私は高田渡「鮪に鰯」と吉田拓郎「今日までそして明日から」「旅の宿」をカバーしたが、これが私のカバーグランプリ最後の出演となった。
私の後に出演した女の子二人組は、カバーではなくオリジナルを演奏した。彼女らの目的は自分たちのCDのSPだった。このことがきっかけで、私の「カバーグランプリ」へのモチベーションは徐々に消滅していった。
6月に入り、GAMIさんから「カバーグランプリ」の常連だったFBI、ワコグループの皆さんも今後出演しないとの連絡を貰った。
6月22日、私にとって大きなイベントがあった。以前「ゆらてぃく」で2年余り一緒に活動したチビオヤジさんから、「凪」のライブへの参加依頼を頂いたのだ。
「凪」のメンバーだったスガイさんの送別ライブで、共演はマルケンさん、ノーザンスターさん、服部敏保さん、そのひぐらしの皆さんの豪華メンバー。
「凪」久しぶりにUHUへ集結
「凪」はトップバッターで、5曲のうち私は3曲演奏した。ウクレレも久しぶりにLowGのテナーを使った。
共演の皆さんのパフォーマンスも素晴らしく、大勢のお客さんの拍手を受け、感動的な夜だった。
ー続くー