「音楽活動を振り返る」。(7)を書いたのは2014年の9月だった。
3年の月日が流れたことになる。再び書く気になったのは、私の活動も一つの区切りを迎えたと感じるからだ。
2014年7月、私とケイコさんのユニット「まじゅん」は、柏屋「七夕まつり」で最高のパフォーマンスを披露して後、活動を休止した。
活動は続けたかったが、チャンスが無かった。当時音楽仲間は大勢いたが、「まじゅん」を呼んでくれる人は少なかった。
正直言って「まじゅん」は上手くない。ケイコさんのボーカルは素晴らしかったが、私の力量が足りなかった。
練習して腕を上げれば良いのだが、お互いの都合を合わせて練習時間を造るのは中々難しかった。
そして、グループである以上どちらかが妥協しなくてはならない場合が多々ある。
そんなこんなで、私はひとりで出来るUHUの「カバー曲グランプリ」に力を注いでいった。
「カバー曲グランプリ」には毎月出演した。
9月はRCサクセション、10月は高田渡、11月は五つの赤い風船、12月はビートルズをカバーした。
11月22~24日に開催された「ストリートフェス」では、赤花、ツダイーン、河鹿、Woody Bell、湊夏花、仲村辰起、心など音楽仲間の熱演を毎日応援した。
そして「カバー曲グランプリ」以外でも「月刊ライブ女子」や、「マキタさんとみっちゃんトコ」でのクロキユウタ君のライブなどは毎月見に行っていた。
年が変わって2015年、最初の「カバー曲グランプリ」では井上陽水をカバーして念願のグランプリを受賞した。
2月はあがた森魚、3月は吉田拓郎、4月は小室等、5月は夏川りみをカバーし、充実した日々を送っていた。
出演のメンバーもボス、私、佐藤工務店、ワコ企画、FBIの5組+αとほぼ決まっており、仲間同士の懇親会といった風情で、私はこの雰囲気が気に入っていた。
この後カバー曲グランプリは家庭の事情などで暫く出演しなかったが、音楽仲間のライブには時々顔を出していた。
7月の「そのひぐらし」のライブには大勢の仲間が集まり、盛況だったが、突然私に発言する機会が舞い込んだりして、今となっては良い思い出だ。
ー続くー