
9月11日は第二水曜日。「マキタさんとみっちゃんトコ」ではクロキユウタの日。
午後7時55分、お店のドアを開ける。
「こんばんは」。黒木君が迎えてくれた。私が最初のお客。
マキタさん、ママにも挨拶し、いつもの席へ着いて、いつものジンリッキーを注文。
8時半、まだ誰も来ない。まあ、いつものことだ。BGMはニール・ヤング。
8時40分、黒木君がステージへ向かった。
「前夜」でスタート。「誰も知らない子供のロマンス」「こんな雨の日に」とオリジナルが続き、カバーは陽水の「東へ西へ」。一部ラストは「真夜中の流れ者」。
以上5曲、私だけのために歌ってくれた。

ようやく二人目のお客さんが入ってきた。いつものメンバー大木さんだ。
私は黒木君と、ビートルズと陽水を語り合い続けた。
第二部は9時35分スタート。
私の好きな「街は燃えている」。「どんなはな?」とオリジナル。
カバーはディランの「ミスター・タンブリンマン」、ビートルズの「悲しみはぶっとばせ」。二部ラストは新曲「砂の中」。いい感じ。

大木さんとも親しくお話ししながら三部を待つ。お代わりはジントニック。
10時40分、第三部スタート。三人目のお客が入ってきた。
新曲「命の輝き」を歌い、マキタさんをステージに呼んだ。
二人でニール・ヤングの「ハート・オブ・ゴールド」、ディランの「アイ・シャル・ビー・リリースト」、陽水の「帰れない二人」。
マキタさんの弾くガットギター(大木さんから拝借)の音色が絶妙のハーモニー。
ラストはお約束の「いつものように」で締めくくった。
さあ、終バスの時刻が迫った。慌しく皆さんに挨拶してお店を出た。
黒木君は私と大木さん殆んど二人のために歌ってくれた訳だが、こんな日もあるのか。
と思いつつ今彼のブログを見たら、あの後二人お客が見えて、彼らのために第四部を設けたそうだ。黒木君、お疲れ様でした。