7月6日の「柏屋・七夕まつり」に出演が決まった「まじゅん」は、より良いステージパフォーマンスを目指し、ライブ経験を積むべくライブハウス「UHU」の月曜日恒例“チャレンジライブ”にエントリーした。
まだまだ未熟な「まじゅん」だが、出番は小トリ。前半に出演したかったが、応募順なので仕方がない。

午後7時15分、お店に入ると既にトップバッターの山田圭さんがステージに。
お客さんも何人か見えている。その中にナカムラタツキ君がいた。誰かお目当ての出演者がいるらしい。黒木君もいる。今夜は出番はなさそうだ。
相方のまっちゃんは控室に。早速リハ開始。山田さんの押尾コータローばりの演奏は拝めなかったが、無事リハ終了。

  
(左)フリーバードさん、(右)もっちさん

腹が減っては戦はできぬ。シンヤさんにビールとおでんを所望。
「白花」で初めてUHUのステージに立った時、私はアルコールは口にしなかった。「マキタさん・・・」でも同じ。お客さんと談笑するメンバー達を尻目に、私は隅っこで一人目を閉じて出番を待っていた。
これが慣れというものか、今ではステージ前に一杯やらないと落ち着かない。

ステージには2番目の「フリーバード」さんが登場。
森中千里、中島みゆき、ブルー・ハーツなどのカバーを披露。ステージ度胸は満点で微笑ましい。
続いては「もっち」さん。レベッカ「フレンズ」、槙原敬之「アンサー」ほかカバー曲中心で展開。ギターも上手い。

 安兵衛さん

四番手は本格的なシンガーソングライター「安兵衛」さん。
魚河岸シャツとカットパンツの出立ちは、それだけでインパクトがある。
全てオリジナルで個性的なパフォーマンスだ。観客の反応も大きい。

 まじゅん
 
9時10分、「まじゅん」の出番が来た。ちょっとドキドキしながらセッティング。
今まで観客が出演者のみのフリーステージで、2回ほど演奏したことがあったが、一般のお客さんがいらっしゃる前では初めての演奏。
事実上の「まじゅん」デビューだ。
スタートは「イラヨイ月夜浜」。続いて「童神」。まあまあの出来。
3曲目は「てぃんさぐの花」。三線の3弦が少し低いと感じ、直そうとカラクイをひねったら間違えて1弦を上げてしまった。動揺のせいか歌詞が出てこない箇所があった。(>_<) 
私は三線からウクレレ(サム)に持ち替え、「芭蕉布」。リードボーカルは私。
私はかねてから「芭蕉布」を、ウクレレの軽快なリズムに乗せてアップテンポで歌うのが夢だった。今、まっちゃんの協力を得て夢が実現しつつある。
ラストは「十九の春」。まっちゃんはタンブリンを手にした。これもアップテンポで。
お客さんから手拍子をいただき、嬉しかった。一部歌詞を間違えたりした部分もあったが、「まじゅん」デビューは成功したと言っていいだろう。

 そのひぐらし
 
私は達成感に包まれ客席に戻った。ジンバックで乾杯。
ボスのシンヤさんからお褒めの言葉を頂き、自信を深めた。

チャレンジライブのトリは「そのひぐらし」。全てオリジナルだ。
ボーカルの方はいい声で、演奏も耳に心地よい。サウンドが確立されている。
21日の「クロキユウタの日」出演に備えての登場のようだ。

ライブが終わり、和気あいあいの中で出演者相互の親交を暖めた。
私も最終バスに遅れないようお店を後にした。
「まじゅん」、上々のスタートだ。