
15日、かみさんと東京へ、江戸東京博物館と、歌舞伎を観に行った。
雨が降りそうで降らない微妙な空模様の中、静鉄バスで東京へ向かった。
地下鉄に乗り換え、13時45分、両国着。
まずは1階のレストランで昼食後、企画展の「ファインバーグ・コレクション」展を
鑑賞。


(左)チラシ (右)東燕斎寛志「見立孟宗図」
この展覧会はアメリカの実業家ロバート・ファインバーグ氏の江戸絵画を中心とする日本美術のコレクション展。
尾形光琳、酒井抱一らの琳派、池大雅、与謝蕪村、谷文兆、らの文人画、丸山応挙、呉春らの四条派、伊藤若冲、曽我粛白らの奇想派など多彩なコレクション90点が展示されている。
上の画像は左がチラシ。地色のピンク、レイアウトが秀逸。
右は東燕斎寛志の「見立孟宗図」。雪の中、母のために筍を掘りに行く美人の表情が艶っぽい。


(左)江戸市中のジオラマ、(右)中村座(芝居小屋)の実物大?
5階に上り、巨大な常設展示室へ。
ここを訪れるのは2度目。江戸~東京の歴史と文化について、盛り沢山の資料や復元模型を見て回った。
この後見に行く歌舞伎「助六」の舞台のジオラマもあり、江戸好きの私には大いに楽しめる内容だった。

上画像は戦後の東京コーナーに展示してあった富士重工の名車「スバル360」。
最近の東京行きは、欲張って色々な場所を歩き回った挙句、後半は息切れするパターンが多かったが、今回は体力に合わせて、ゆったり予定を組んだ。
16時過ぎ、再び地下鉄に乗り、落成なったニュー歌舞伎座のある東銀座へ向かった。