「マキタさんとみっちゃんトコ」での黒木祐太のライブの翌々日、ライブハウス「UHU」でも彼のワンマンライブが開催された。
彼の音楽を追求したい私は、冷たい風が吹く中お店のドアを開けた。
午後7時、既に数人のお客さんが開演を待っていたが、まだ始まる様子はない。
黒木君、信哉さん、テツさんに挨拶して、カウンターへ。
まずは給食カレーとビールで腹ごしらえ。

7時半、黒木君がステージに向かった。K子さんも来店し、お客さんは8人。
「前夜」「誰も知らない子供のロマンス」「街は燃えている」「どんな花」「五日目の朝」「こんな雨の日は」「天国の鐘」と7曲オリジナルが続いたところでカバーコーナー。ポール・サイモンの「時の流れに」。ピアノ弾き語りでギルバート・オサリバンの「アローン・アゲイン」。オリジナルに戻り「真夜中の流れ者」。一昨日はギターの弾き語りだったが、今回はピアノで。随分印象が違う。

 

第一部が終了し40分の休憩。
ジントニックを注文し、K子さんと音楽を中心に色々お話し、次の練習日を決めた。

9時20分第二部スタート。お客さんは11人に。
「祈り」「渦巻き」「沈黙の詩」「叫び」、ラストは「いつものように」。
アンコールは「夢の都」。
たっぷり彼のオリジナルを堪能し10時10分、ライブは終了した。
黒木君はラブソングがいい。人を本当に愛したことが無ければ、こんな素敵な詩は書けないだろう。
30分程お二人とお話して私は「UHU」を後にした。