
お正月の風物詩「箱根駅伝」も終わり、正月休みも後半に入った。
箱根駅伝は1996年以来毎年欠かさず見ている。
この18年、1月2~3日は必ず自宅でテレビ観戦をしてきた。
高校サッカーで静岡の代表が出ていれば続けて見ることになり、気づけば夕方になっている、というパターンが続いたのだ。
そう、唯一の例外があった。2009年、かみさんと箱根路へ出かけ、選手たちを応援してきた。
2009年の箱根路と言えば、“山の神童”東洋大の柏原が鮮烈デビューした年だ。
大平台のヘアピンカーブを少し上った所で20人の選手たちを応援した。
あの時柏原は、力強かったが苦しげな表情で5位を走っていた。彼が最初にゴールするとは思ってもいなかった。後で録画を見て驚いたものだった。
私はあの日以来柏原の東洋大のファンになった。去年までの東洋大の活躍は御承知の通り。
今年も健闘したが、天才の抜けた穴は埋めようがなかった。

新しいヒーローは日体大の服部選手だ。5区を1時間20分台で駆け抜け(それでも柏原の持つ記録とは4分も差がある)、日体大優勝の原動力となった。前回屈辱の19位から頂点に達した日体大のドラマは駅伝ファンならご存知だろう。
箱根駅伝には数々のドラマがあり、時には涙するシーンも多々ある。
だから箱根駅伝はやめられない。
私は箱根に出場する静岡県出身の選手は大学に関係なく応援している。
最も印象に残るのは2006年、常葉高出身の山下選手の活躍で亜細亜大が優勝した時。只ここ3年は姿を見せてくれず寂しい限り。
もう一人はやはり東海大の佐藤悠基(現日清食品)選手。
今年は出場できなかった東海大に限らずどんなに傑出した選手がいても全員の力がひとつにならなければ優勝は出来ない。控え、付き添いの部員も無くてはならないチームの一員だ。テレビ映像で見るたびにそう思う。
おっと、箱根駅伝を語り出すときりがない。今日はこのへんで・・・。