
ひと月前のドリームプラザ「沖縄音楽祭」参加は「ぴーやしのイラヨイほりでい」
(9月16日付)で詳細を投稿したが、楽しいことばかりではなかった。
土曜日の三線教室終了後の飲み会でも話題に上ったTクラブ。赤地先生と袂を
分かったグループだが、私にとっては一緒にお稽古をしてきた仲間だった。いや
自分ではそう信じていたのだが、演奏終了後に彼らに挨拶に行った時、そして
別の場所でメンバーのひとりに話しかけた時、私に対する態度にどこかよそよそ
しさを感じた。お互い進む道は別々でも沖縄音楽を愛する同志、分かり合えると
思っていたのは自分だけだったのか。Tクラブに参加したいと世話人に申し入れ
たり、再び赤地先生に師事したりした私を不信の目で見ているようだった。もう
過去は振り返らずにしっかり前を見て歩けということなのだろう。
この出来事に限ったことではないが、人々の私への評価というものは、本人が
思っているほど高いものではないと知るべきだ。
昨夜の飲み会は勿論楽しかったが、お稽古のある日は必ず4人で「海人」に飲み
に行っていた3年前の状況が懐かしい。気の於けない仲間との愉快な会話、唄三
線で日が替ることもあった。もう戻らないとは分かっていても、未だにあの楽しさを
もう一度と思う自分がいる。
ジョージよ、もう過去には戻れない。前を見て歩け。