考え抜かれたコーヒーカップの蓋「Coffee Lid Caddy」<GIZMODO JAPAN>

        

<写真>

今日まで、プラスチックのコーヒーカップの蓋がインスピレーションの源になるなんて思ったこともありませんでした。それどころか、今までJosh Harrisさんのようなコーヒーカップの蓋のデザイナーを軽視していたわけじゃないけど、存在とか苦労とか配慮とかに無関心だったんです。でも、彼のデ ザインした「Coffee Lid Caddy」を見て、その工夫に富んだ独創性に感動してしまいました。たかがコーヒーカップの蓋と思うなかれです。

Harrisさんは、同僚のコーヒーの好みを覚えておくよりも、カップの上にミルクやお砂糖を固定して持ってこれるようにしたら、皆が各々の好みで カスタマイズすることが出来るからいいんじゃない? ということから、このCoffee Lid Caddyを考え付いたそうです。

ただ、このデザインだと、やみくもにお砂糖やコーヒークリームを持ってきてしまって、場合によっては無駄が発生しやすい可能性もあるから、エコを推奨するこのご時世にはちょっとマズイところもあるかもしれません…。

でも、コーヒーの蓋の部分にコーヒークリームのポーションをカチっとはめ込めたり、お砂糖を差しこむ穴があると、トレーの中でゴロゴロ転がらなくて持ち運ぶ時も便利だし、皆に手渡す時に、まごつかないで片手でスマートに出来るといったメリットも沢山あるから、ダメ出しするにはモッタイナイ。

それなら、Coffee Lid Caddyに自分の名前とクリームやお砂糖が必要な人は穴にチェックを書いて、コーヒー買出し係に渡せば、蓋もリユースしてエコになるしクリームとお砂糖 のムダもなくなくなるはず。要は、使い方次第。こんな風に、普段は気付かないけど生活の中で皆をさりげなく便利にしてくれるプロダクトデザインって素晴ら しい!


[Toxel ]

<GIZMODO JAPAN記事本文より>


こりゃあ隙間アイデア!こういうことが大事よね。。