火星でメタンガスが噴出 生物起源の可能性も NASAが確認<NIKKEI NET>

【ワシントン=共同】火星でメタンガスが大量に噴出したのを、米航空宇宙局(NASA)の研究チームがハワイの望遠鏡で確認し、15日付の米科学誌 サイエンス(電子版)に発表した。火星で大量のメタンを確認したのは初めて。進行中の地質活動か、生物が起源になっている可能性もあるという。

 チームは、望遠鏡の赤外線分光器で火星を7年間、継続的に観測したところ、2003年の火星の夏に相当する季節に、西半球から水蒸気とメタンの混じったガスが噴出するのを光の特徴から確認。メタンの量は約1万9000トンと見積もられた。

 地球では、大気中のメタンの9割以上は植物の腐食や細菌の呼吸など生物起源。火星のメタンも地中深くの微生物が排出したものか、太古の生物の腐ったガスの可能性があるという。 (17:11)

<NIKKEI NET記事本文より>



やっぱり何かいる??