国営ひたち海浜公園で『セグウェイ』を使った園内巡視の実証実験<WIRED VISION>


日本SGI (本社:東京都渋谷区)とセントラル警備保障 は10月27日、国営ひたち海浜公園 (茨城県ひたちなか市)で、立ち乗り電動二輪車『セグウェイ 』を使った園内巡視の実証実験 を始めた。今年5月から約3カ月間行った園内巡視の実証実験を延長し、新たにAED(自動体外式除細動器)、消火器、モバイルガード(GPS全地球測位システム)を3台の『セグウェイPT i2 警備向けパッケージ』に搭載した。期間は約2カ月間の予定。

これまでの実証実験では「人混みや芝生の上など、バイク巡視では不可能だった狭い場所まで入れる」「声をかけられやすく、気軽に質問されるように なった」などの評価を得た。今回の実証実験では、急病人の救助、初期消火、危機管理センターと連携したセグウェイの動態管理を視野に入れ、公共施設でのセ グウェイと搭載機材の有用性や耐久性などを検証する。

セグウェイは電動式で排出ガスはゼロという環境に配慮した乗り物で、小回りがきき機動性に優れる。周囲からの視認性も高く、欧米ではすでに850以上の警備・警察機関で活用が進んでいるという。
<WIRED VISION本文より>


国営公園での実証実験の話題ですが、これを機にセグウェイの公共での普及が促進すると良いですね。


警備に特化して見ると 監視されている感が否めないですが、総合案内や迷子の保護、急病、けが人への初期救護、火災時の初期消火など 必要な時に必要な”目”と”行動”があることは重要で、医療機関の人不足や昨今の事件などの抑止策に対するバックアップとしても効果があるのではと思いました。


このような活動とともに、フォークリフトのような「小型特殊自動車」の認可を受けられれば きっとセグウェイ自体の輸送(移動)においての負担も減り 普及も進むのでは?
(公共での他の車両とのスピードの差や、運転時の特徴的な乗車スタイル、対他車両との接触時の安全性などで難しいのだろうか?)