
『スタンリーのお弁当箱』
監督/アモール・グプテ
脚本/アモール・グプテ、製作/アモール・グプテ
製作年/2011年、上映時間/96分、製作国/インド
【キャスト】パルソー/スタンリー、
ヌマーン/アマン・メヘラ、アビシェーク/アビシェーク、
サイ・シャラン/サイシャラン、モンティー/モンティー
アモール・グプテ/国語教師ヴァルマー
フライヤーを手にしてからずっと楽しみにしてたこの映画。
インド映画だから、
“素晴らしい出来” は期待しない様に観ていたけど
見終わってみれば、期待通り子供たちが素晴らしかった。
曇りのない素直な目線がもう可愛いったら!

主役のスタンリーは強くたくましい。
毎日インドのマリア様?にお願い事をしている。
厳しい境遇だからではなく
前向きな祈りを感じさせていた。
お弁当を持ってこれないスタンリーに対して
心優しい級友たちは自分達のお弁当を
惜しみなく分けてあげる。
このお弁当がどれもこれもみんな美味しそう!
そしてお弁当箱が大きくていい!

こんな美味しそうなお弁当を持っていたら
食い意地のはった私は惜しみない気持ちで
分けてあげられるのだろうか?
うーーーん、小さいぞ、私。

スタンリーに理不尽な意地悪をする先生からも
この級友たちは助けてくれる。
そしてそんな優しい級友たちによってスタンリーは徐々に
自分の進むべき道を切り開いていく。(のか?w)
彼には何か希望を持ち合わせている感じがいい♪
やっぱり眼差しがいいんだよね。

しかし全体のストーリーは単純で分かりやすいものの
ざっくりした構成だったかなー。
ありえない人格の先生の設定、
その先生を作った脚本、
その脚本を手掛けた監督・・・・
この監督ならではって感じですかねー。

終盤では監督からインドにおける
子供を取り巻く社会問題を教わりましたがね。。。
でも見終わった作品からはスタンリーの未来を感じられたし、
みんなの笑顔で安堵感と希望が得られて良かった。
子供の笑い声って大好きだよ♪
【つぶやき】
主役のスタンリーに意地悪を言う教師が
この映画の監督・脚本・製作を手掛けてるのは
何となく知っていたのだけど、
スタンリーが監督の息子だって言う事は今知りました!
びっくり!
そして画面に映った沢山の美味しそうなお弁当が
今まだ目に焼き付いていて、
あんなご馳走をたらふく食べたいと思うのです。

