ある日、朝いちばんにチェックしたLINEで、教え子の写真が目に飛び込んできた。

 

角田裕穀(つのだ・ゆうき)

 

彼が小1の時、得意げに見せてくれたカートの写真。

確か、、、動画も見せてもらった。

 

裕穀は體がちっちゃく、そして筋肉質で力があり、運動神経が半ばない。

走っても早いし、走りながら色んな事をする。

 

とても頑固で、自分のこだわりがあり、18名しかいないクラスでも、衝突することが時々あった。

彼を説得するのが大変だった覚えがある。

でも、そのこだわりは、我がままというものではなく、一つの物事のとらえ方の違いだったりした。

だから、裕穀の気持ちもわかり、相手の子どもの気持ちもわかるので、教師であったこちらもよく考えさせられたものだった。

 

手を焼くときもあったけど、カートをやっている裕毅の写真を見たときに、裕穀が何に向かっているか?この小さい体で何を生きがいにしているかが手に取るように分かった。

 

私が勤めていた国際小学校には、そういった自分の好きなことに夢中になっている子がとっても多かった。

社交ダンス、ピアノ、英語そのもの、スケート、、、年に一度のパフォーマンスディでは、その彼らの特技が爆発的に発表されたものだ。

 

さかのぼること、20年ほど前、私はF1が大好きだった。

世界中どこのF1レースも見逃さないように、全てを見ていたし、セナが大好きだったし、マンセルおじさん(当時の私からしたら彼はおじさんに見えた)、もちろん日本人、外国人選手に比べてちょっと暗めで落ち着きがある感じの中嶋悟さんも大好きだった。

後に、後藤久美子と結婚した、ジャンもかっこいいなと思っていた…

 

そんな私も、セナが亡くなってから、少しずつ熱が冷め、今ではすっかり離れていたF1ワールドだが。。。そう、私の目に飛び込んできたのは、まさかの7年ぶりの日本人F1レーサーが私の教え子、裕穀!

 

彼にとって、私は恐らく、学校生活の中の一人の先生、だろうと思うが、私にとっては、一人一人が特別。

 

特に、1年生を8年間見ていたあの時期は、私の人生においても宝物だ。

 

彼の運動神経、動体視力(動きながら何かをすることから)、自分のこだわりに突き進む強い心、きっとこれは、世界一を手にすると信じている。

 

彼が表彰台の真ん中に立つことを、楽しみにしてる(⌒∇⌒)

 

裕穀、私も、応援しているよ~♥