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いよいよ、最終回になります♪ 歯科医さんのお話です。
1週間を待って、やっと診断！…という時に、私にしては珍しく、そう本当に5年ぶりくらいに、調子が芳しくありませんでした。
実は体調が芳しくない上に、生理がきてなかったんです…
年齢が年齢なため、閉経か？妊娠か？という状態と、微熱が続いている感じでした。
そこで、「前から4本目の歯をまず抜歯してから、型を取る」と仰っていたので、
抜歯は体がきついので、先に型を取って、前から3本目の歯の根の治療を進めてもらえませんか？
とお願いをしたんです。
すると…4本目はぐらぐらし過ぎているので、これを抜かないことには型を取ることができない、、、
更に、前から3本目の仮歯は、どうやって外していいか？わからないので（他の院で着けているので、接着剤とか予想ができないのです、とのこと）型を取らないと、この仮歯を外すことはできません。
抜歯を終えるまで何もできないので、体調が戻るまで、もう少し待ちましょう、、、というのです
型を取らないと、仮歯ができない
☟
仮歯がないと、前歯の治療が始められない
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抜歯をしないと、型は取れない
ぐるぐるです。
つまり、抜歯をしないと、何もできないという結論でした・・・
この時、実は、体調不良は伝えていましたが、、、「閉経か？妊娠か？」という事態は、お伝えしていなかったんです。
年齢が年齢で、なかなか伝える心構えができてなかったことと、この診断に少々唖然としてしまって…
しかし、例えば、もし、妊娠か？の可能性がそのまま伸びてしまったら…？
この歯科医さんでは、型を取ることができないので、前に進むことが一切出来ません。
1週間も待ったのに、更に放置になります。
間に色々あったので、既にもう結構な時間が過ぎてしまっています…
ちょっと前まで落ち込んでいた私は、生理が遅れるという事態を迎えて、心が立ち上がっておりました。
このままではいけない…
私が歯科医さんが決まらないという事で嘆いていた時に、うちの英語教室の生徒さんが、近所の歯科医さんを教えてくれていました。
彼女は「皆さんに良いか？は、分からないですけど、私には良かったです。」と教えてくれました。
（この率直な感想が、心に残っていたんですよね・・・）
物は試しだ、とりあえず電話を入れて、事情を説明すると、一度診てみることは可能ですよ、と、優しい対応…
今度は最初から、「この歳ですが、妊娠かもしれない可能性がある」という事で診て頂きました。
すると、先生は、妊娠の可能性があるとするならば、レントゲンも麻酔もできないので、型を取って、先に仮入れ歯を作りましょう。
前歯も一度外して、中の様子を見ましょう。
え？ できるんですか？
え？できますよ。
じゃあお願いします。
と、前の歯科医さんの仰っていた診断をすべて覆して、さらっと前歯を外し、中をきれいにして、仮歯をつけてくれました。
そして、ぐらぐらの4本目も含め、そのまま型を取ってくださって・・・
4日後には、仮入れ歯なるものが、出来上がってきたんです…
はや
そのサクサクっぷりに、びっくり…
こうして、今現在、そちらの歯科医さんにお世話になっております。
行きついた歯科医さんがどういうところかというと、、、
比較的、診察時間や日が多い
スタッフが多い
先生が2名
ビルのすぐ下の階に、義歯を作る会社がある
アドバイスを頂いていた、歯科医の友達からは、「スタッフが多い、大きな歯科医さんだと、営業が先になってしまうところもある」という事でした。
確かに、営業が先になってるかな？というところは、ところどころ見受けられるのですが…
でも、治療が早いのと、こちらが納得がいくように進めて下さるところ、そして何より、結局前歯を残してくれる方向になったのとで、続けて通っています。
こうして、全部で、電話交渉も含め、どうにか5つ目で、自分がお願いしたい歯科医を見つけることができた私です。
まだ、アラフィフで、「入れ歯」は凄く抵抗があるので、もしかしたら「インプラント」をお願いするかもしれません。
この歯科医さんは、さすが、義歯を造る会社が密着してるだけあって、インプラントも結構とり扱っている様です。
治療中に待っているとあちこちの患者さんとのトークに「インプラント」が出てきます。
今や、インプラントも非常に多くの人が選択されてるんだな～と、驚いています。
時間を戻すことはできないので、この50年間で抜かれてしまった歯は戻らないですので、今ある歯を本当に大切にしていきたいと思います。
ここ、「抜かれてしまった」と、自分が思っているのは、やはり、納得がいっていないんですよね。
このタイミングで、お世話になっております、釣部先生より、こちらの本をご紹介いただいておりました。
まさに、私にこの本は、ガツンときましたし、私が心に思っていた、引っかかってる思いを代弁してくれています。
健康が大切、と、色々な方向からセミナー等もさせて頂いていますが、歯についてはめっきり弱い私です。
歯について、無知であったことも否めません。
この本に書いてあるのですが、
「体の一部が溶けていたら、普通は大騒ぎをする」と・・・
それはそうですよね？
指の先が溶けていたら…？？？
あわてて処置をするために、動きますよね？
ところが、歯が虫歯によって溶けていても、放置なんですよね・・・
「生きることは、食べる事」
今私は、まだ治療中で仮入れ歯の状態ですが、味が非常に分かりにくいんです。
口の中を、入れ歯の部品が覆うので、味を感じることが難しいんですよね。
噛めたとしても、味がわからないなんて…
80代の父母に言うと、平気な顔して「そんなもんよ。慣れるわよ。」とのこと。
（その母にして、この子ありだな…と心の中で思ってしまいました…苦笑）
無いものは仕方ない！
それはそうなんですけど…しっかり残すために、歯を大切にすべきなんです！
アメリカでは、予防のための定期受診が60%なのに対して、日本では16%だそうです。
また、歯科医さんは多いのに、私が5件目に何とか納得して治療を進めて下さるところが見つかりました。
歯科医さんの持っていらっしゃる技術の違い、考え方の違いや、私たちとの相性もあると思います。
こちらの本にも、歯科医さんに是非、という部分と、私たち患者側も頑張ろうという部分が書かれています。
上手に診療を受けるコツ
・治療の説明をしっかりきく。わからないことは質問をする。
⇒ そうはいっても…質問して怒られること、ありますよね、ホントに。
失礼しちゃいます。わからないから聞いてるのに…
だからって、ただ言われっぱなしとか、歯科医さんにお任せでは、自分の納得した治療にたどり着けないとおもいます。
質問して、誠心誠意答えて下さる先生のところに行きたいものです。
・「絶対に治す」という気持ちで、歯科医さんに「なんでもおまかせ！」はだめ。
⇒ ちゃんと書いてありました。私も、途中で心が折れそうになりましたけど…私の歯ですから！！！ 歯科医さんのご都合もあると思いますが、そうも言ってられません。
・希望をはっきり伝える
⇒ 大切です。そして、それが「できない」と言われたときに、手を変えてみる、他の院に行ってみるも、私はありじゃないかなと思います。
歯科医さんは、本当に色々ですから！
・治療効果があったときは、素直に感謝の気持ちを伝える
⇒ 結構、日本人の苦手なところかもしれません。私も、良いことは沢山お伝えするようにしています。
あっという間に前の仮歯を外して、ぐらぐらの歯を含んで型を取って下さったことや、抜歯しても全く痛みがなかったこと（その夜も）、前歯の根の治療の時も、全然痛みがなかったこと、、、「ありがとうございました」とお伝えしたら、先生、分かりやすく、嬉しそうな反応をしてくださったので、私も嬉しくなりました。
・予約時間を守る。5分前に行くようにする。
⇒ 受付されている方は、本当に時間通り患者さんが来るかどうか？で、あたふたされております。
とうい私も、いつもギリギリに到着なので、心を引き締めて、5分前につくようにします！
・良く歯のケアをする。
⇒ 私も母も、引退された先生に出逢うまで、歯間ブラシやフロスの大切さえ知りませんでした（苦笑）
この本にも、「歯科医の役割」ということが、何回か出てきます。
歯科医さんしか、話せないこと、伝えられないことがあります。
是非、それを発信していただきたいな、と思います。
と同時に、私も今回初めて知ったのですけど、一般的な医療と、歯科医は世界が違うそうです。
所謂、点数制度も、歯科医と医師とでは違うとのこと。
詳しく理解したわけではないのですが、ざっくり言うと、歯科医さんは、医者と違って、まじめにやっていても、なかなか仕事にならない、という部分があるそうなんですね…
だからこそ？
良い歯医者さんに、感謝を込めて通えたら、一番だな～と思います。
本のサブタイトルに…
「後悔のない人生のために」
と書かれています。
本当にそう思います
本当は、アラフィフで仮入れ歯なんてカミングアウトしたくなかったですが…
皆さんも、歯を大切に
歯は健康には欠かせませんものね～
長らくシリーズを読んでいただいて、ありがとうございました。