『それは魂が

   経験したかったことだよ』



スピ系の仕事をやってる人が

よくセッションで使う言葉。





私はこの言葉の使い方に

とても心を配っている。

それは

「軽々しく言えない」

と考えているから。



私の場合は

クライアントさんが

自分の辛い体験を通して

気づきや学びを得て、

その出来事を自身の中で

昇華できている時のみ使う。

(喜ばしい体験では躊躇なく使うけれど)






先の言葉を、

とても壮絶な体験をしてきた

クライアントさんに対して

それを当たり前のように言う、

セッションする側の人もいる。



宇宙理論としては

確かにそうだけれど、

生身の人間としては

「望まなかった辛い経験」として

昇華できていない段階で

それを受け入れることはとても難しい。

だから、

私はそう言えない。





本人は「痛い」と言ってるのに、

こちら側が「痛くないよ」とは言えないよね汗






改めてこう感じたのは、

最近 私がサラッと

自分の拉致監禁性犯罪について話した時

(私自身はトラウマもなくて、

 昇華してるから普通に話せる)

冒頭に書いた言葉を言われた事から。



そして、

10年以上前にも

   同じこと言われたな」

と思い出した。

(スピリチュアルカウンセラーに)



(今 思い出してみて)

それを言った人に対して

「自分がそんな目に遭って、

    同じことを人に言われて

   "はい、そうですか"と言えるのか!?」

という違和感があった。



もっと言うと、

そんな経験

してない

オマエに、

そんな事

言われたくない‼️

と感じてたんだなぁ…当時。

という事に気づいた。







当時の私は

自分にスピリチュアルな能力ナシ!

と思っていたから、

そーゆー特殊能力的才能を

発揮してる人はスゴい✨と感じていた。



だから、

その宇宙と地球と人間の成り立ち

を講義していた人からの

『犯罪に遭ったのも、

  魂はそれを

  経験したかったからだよ

という言葉を

頭で理解しようとして、

自分の違和感を見過ごしてた。






そんな経緯もあり、

私はたとえ

似たような犯罪被害に遭った人に対しても、

絶対そうとは言えない。

なぜなら、

私はその本人ではないから。



まだ本人がその苦しみを抱えているのに、

誰であろうが

『魂が望んでいたこと』

なんて言えるのかと心底思う。

むしろ、

口が裂けても言ってはいけない、

とすら感じてきた。






私は基本

「◯◯してはいけない」

という言い方は、まずしない。

けれど、

この事はとても重要な気がして

伝えようとここに書いてみた。




ムリにどうこうしなくてもいい。

私も過去のキズを癒したいのかもお願い