お久しぶりです。
今日は、年内にどうしても治療してもらいたい!という方々をなんと、ひとつのカテ室で3例治療にあたりました。朝8時半に入室して全身麻酔をかけていただいてから10時半に一例めが終了、ICUのベッドを借りての
シース抜去、止血を行いつつ、二例目の準備。11時過ぎから二例目に突入し、一時少し過ぎに終了、即
心臓外科からの術直後の内胸動脈の造影を依頼されて、食事を摂るのもつかのま。
3時半から3例目に突入。6時少し過ぎに全てを終えられました!
最近は9月頃から、4本の肺静脈の焼灼のみならず、天蓋部、左房底部への焼灼を行い、まるでBOX TYPEの
アブレーションを行っています。成績は非常に改善している、というのは前回も報告致しましたが、この方法で現在連続20例施行しています。発作性心房細動は一回の治療で90%以上、持続性心房細動で70-80%の治癒率です。慢性期の成績を公表できるように現在症例数を重ねている次第です。いづれみんなにも理解してもらえる時がくると信じています。