本年40例めの心房細動カテーテルアブレーションを行いました。2年まえからの薬剤無効な発作性心房細動です。4本の肺静脈のアブレーションと天蓋部のアブレーションを追加し、終了しています。誘発テストでは、左房がらみの異常電位はなくなり、右心房のfree wall側のCFAEを残すのみとなりました。
今回はあえてこれには手を付けず終了し、再発するようでしたらこの右心房側の電位を指標にRetryすればよいかと思います。
 また、先週の39例目の方は横須賀の非常に有名な病院で治療を受け、残念ながら再発されたことから当院を紹介いただいた方でしたが、無事に終了し、本日退院致しました。非常に喜んでおられました。
今日の症例はついに透視時間が19.3分と20分の壁を突破し、手技時間もヘパリン注入から90分で終了することができまして、安定してきたと思います(*^-^*)。術後も最近はICU に入ることはなく、一般病棟で対処できています。

心房細動の治療に関する問い合わせはメールアドレス: mail@hayamaheart.gr.jpまでどうぞ。

病院のHPはhttp://www.hayamaheart.gr.jp/