考えるても無駄なことはすっぱり忘れるか、ばっさり切り捨てる



正社員がどんどん減らされて、今後は非正社員がどんどん増えてくとか、


仕事自体が海外に行っちゃって、職がなくなるなんて言って、


『今までと同じ事やってちゃ置いてけぼりをくらうから、どんどん勉強して、どんどん上を目指して頑張るしかない。それが働く人の最良の身の振り方』っていう考え方が優勢になってきてる。


疲れますよね。終わりがないですからね。


やってもやっても次があるって。



将来の事なんて誰にも分かるはずはないから、今を充実される事こそが大切って考えもありますよね。



個人的には、


いろいろ準備しても、思い通りに事が運ぶ事ってあんまりない気がする。


今、考えて準備しておくべき事と、考えてもしょーがないからバッサリと切り捨てる。


ここら辺りの見極めが上手いんだろうな。  『出来る人』って

儲けよう、力を付けよう、一段上に行こう」と思うなら、


短期的な損失や、周りから見れば無駄に思える事、見通しが立たないことに、


時間や金をつぎこまないといけないって事。



わかっちゃいるけど、なかなかできる事じゃないですね。



周りから理解されないことに力を注ぎ込み続けるってのは、勇気と図太さ、鈍感さが求められるわけで、


NHKで放送する仕事関係の番組が人気なのは、そんな姿にあこがれる人が多いからじゃないかな。


損せぬ人に儲けなし


最近の若い奴はすぐに辞めるから困る」と、日常的に聞かされます。



辛抱がたらない、失敗体験が少ない、情報量が多すぎて目移りしてしまうのだろう・・・・・・・・


若い人、若い世代を一くくりにしてしまう声も聞きます。



世間(特にマスコミ)が言う事は何割増しかの話になっているとは思いますが、


それでも同感してしまう部分もあります。



尺蠖(せっかく)の屈するは伸びんがため


尺取虫が前に進むためには、体を一旦は縮め、縮めた反動を力に変えて、前に進んでるって事です。


何かをするためには準備期間がつきもので、準備期間に力を貯めて、前に進むための力を蓄える。


尺取虫にできて、人間に出来ないはずはないって事ですかね。