こんにちは。

4月28日~5月1日までの3泊4日で、待ちに待った実習に行ってきました。


<4月28日>

1日目は、バスの乗り継ぎの関係で移動に時間がかかり、到着が14:00頃になりました。

次の日の開店準備に向けての作業を、この日は行う予定でした。

作業に取りかかる前に、八巻さんに準備してきたチラシやポップなどをチェックして頂いた
ところ・・・

外に向けてはり出す、店名の書かれたポップについては

「字体と紙の色が、無機質すぎて気に入らない」と却下されました。

値札については、八巻さんご自身がパソコンで作成されるとのことで、

準備してきた物でOKが出たのは、チラシと自然栽培についての説明用ポップとなりました。

その他に、”店内にサービスで飴を置く””店内外に花を飾る”というアイディアも、
採用されました。

その後八巻さんから、「仕事というのは、言われたことをただやるということではありません。
自分達で仕事を作るものなのですよ。」とのご指導をいただき、
改めてこれからの実習に向けて、気が引き締まる思いでした。

その後は、時間に追われるように店内清掃、バーコード作成、買い物、
レジ打ちの練習などを行いました。

レジ打ちは、慣れればとても簡単な作業なのですが、初めて説明を聞いた時は少々混乱して、「上手く出来るかなあ」と不安になってしまいました。

幸いなことに、まことさんがコンビニで働いていた経験があり、

中心になって業者の方の説明を受けて、「だいたいわかった」とすぐ理解して頂いたので、

まあ何とかなるかな、という空気にはなりましたが。

そして、何だかんだの準備作業で、気がついたら19:30になっていました。

近所の美味しいイタリアンレストランで、遅めの夕食をとった後、

前回の教訓を踏まえての、22:00きっかり就寝で、1日目は終了。


<4月29日>


2日目は、5:45起床。

お店に出す野菜を収穫するメンバーと、開店準備をするメンバーに分かれて、

早速6:00からそれぞれ作業に取り掛かりました。

私は、開店準備を担当し、店内清掃と商品のポップ作成を行いました。

8:30頃朝食だというので一旦八巻さんのご自宅に戻ると、

まだ収穫班が作業をしており、あわてて合流。

開店時間が迫る中、メンバー全員で野菜の収穫を急ピッチで終えてから、朝食を食べ、

いよいよお店をオープンさせました。

販売された商品は、八巻さんの農場でとれた野菜と、豆腐やゆず胡椒などの、そして提携先のお店から配送された牛乳や豆乳・パンなどでした。

開店してすぐ、「ずっと気になってた」というお客様や、八巻さんのお知り合いなどが
来店され、

お店はそれなりの賑わいを見せました。

ただ、八巻さんの「口コミで広まってほしい」という方針により、事前の宣伝をしていなかったせいか、

お客さんはポツリ、ポツリといらっしゃる程度ではありましたが。

メンバーは各自、収穫後の野菜の袋詰め、レジ打ちや接客、商品のポップ作成といった
役割分担をその場その場で行い、お互いフォローし合いました。

私は、ポップ作成を主に行っていましたが、レジ打ちを一回だけ担当しました。

お金を扱うという緊張感から、お客様にお釣りをお渡しする際少々手が震えてしまいました。

図らずも、他メンバーへの笑いのネタを提供してしまい、少々恥ずかしかったです(-_-;)。

そして、何だかんだであっという間に時間は過ぎてしまい
閉店時間の17:00となりました。

閉店後の精算などをすませた後、近くにある温泉へ行きました。

肌がツルツルになる、泉質の良い温泉で一日の疲れを癒しました。

温泉から戻って夕食をとった後、八巻さんから色々とお話を伺う機会がありました。

お話の中でも一番心に残ったのは、「別の土地で育った野菜の種を、ここの土地で上手く
育てるのはとても時間がかかる。でも10年もすればここの土地になじんで、立派な野菜に
成長してくれる。だからあなた達も、長期的な視点で、根気よく自分達にとって
有益なことが出来るような仕事について、頑張りなさい。」とおっしゃって頂いたことです。

何事も続けなければ、得るものもないですが、ただ無目的に続けていても
同じく得るものはないだろうということに気付かされ、有意義な時間が過ごせました。

その後就寝前に、八巻さんから「星がきれいだよ」と教えて頂き

高原の肌寒さに震えながらも、プラネタリウムのような星空に一同感激しました。

そして就寝となったのですが、この後困ったことが起きました。

私は、普段から眠りが浅いうえ、環境が変わると眠れなくなる性質があります。

その上実習の緊張と興奮をまだ引きずっていたせいもあってか、

一睡もできないまま朝を迎えてしまえました。


<4月30日>

3日目は、収穫する野菜が少ないこともあり、7:00に起床。

さて、完徹の上に、昨晩から冬のような寒い気温だったこともあり
少々のども痛くなった状態で朝を迎えました。

ほかのメンバーに完徹したことを伝えると、「お客さんも少ないし、無理しなくていいよ」と
皆さんに言って頂きました。

ただ、せっかくの実習ということもあるし、まだ自分の担当分である
ポップ作成が残っているので

とにかく午前中だけでも頑張ろうと思い、店舗準備と運営を行いました。

収穫作業が少ないこともあり、店舗運営に関われるメンバーが多かったことが幸いして、

休み休み作業を行うことが出来ました。

昼休憩以降、私は少し休ませて頂き、閉店間際に清算作業を行うため再び合流。

そして、その晩の夕食は八巻さんのご自宅でバーベキューを楽しみました。

私は体調が悪かったため、始めはほとんど食欲がなかったのですが、

山や畑のきれいな景色を眺めつつ、美味しいお肉や野菜、ソーセージを
少しずつ食べていくうちに、食欲が復活してきて、最後のシメの焼きそばまで食べられました。

消灯後は、疲労が溜まっていたせいか、眠ることが出来ました。


<5月1日>

最終日も7:00起床。

昨晩よく眠れたせいか、気分も良く最後の実習に向けて気力を充実させることが出来ました。

最後の店舗運営は、私は接客応対とレジ打ちを担当しました。

接客は,始めてだったのですが、商品を実際に食べた経験を活かして、

お客様にアピールすることを心掛けました。

私がお勧めした商品を、実際買って頂いた時は、とても嬉しかったです。

接客って楽しいなあと思いました。レジ打ちの時も落ち着いて出来て、一日目の自分が
嘘のように思えたひと時でした。

最終日ということで、帰る前に近くで少し遊んでいこうという予定になっていました。

お店で販売していた乳製品の会社である、ミルクプラントさん直営のソフトクリームを食べに行こうということにしました。

八巻さんも快く了承して頂き、15:00頃に実習終了となりました。

帰り際に、販売していた野菜や、その日の朝採ったばかりのタケノコ、豆腐を
お土産に頂きました。

自分達が開店前から関わったお店と別れることへの寂しさと、充実した日々による
心地よい疲労感を感じながら、実習先を離れました。

八巻さんと奥様に、近くの駅まで車で送って頂いて、電車で清里まで行きました。

ミルクプラントさんのソフトクリームは、清里駅近くの”もえぎの村”から少し離れたところにありました。

もえぎの村も、色々なお店があって、色々散策してみたかったのですが、
時間が1時間弱しかなかったため

急ぎ足でソフトクリームのお店へ足を運びました。

ソフトクリームは評判通り、甘さ控えめで後味すっきりですが、ミルクの濃厚さが口いっぱいに広がり、わざわざ来たかいがあったと思わせる味でした。

お土産物屋さんでそれぞれ買い物をした後、一路帰宅の途へと着きました。


<実習を終えて>

本当にあっという間の4日間でした。でも、とても充実した中身の濃い4日間だったと
思います。

何といっても楽しかったです。お店準備や運営は全く初めてで、最初は戸惑いもありましたが、慣れるにしたがってお店への愛着がわいてきました。

事前準備の時は、余り店舗運営へのイメージがつかめなかったために、お店の今後の展開を踏まえてのアイディアというのが余り出ませんでした。

でも、実際に店舗運営に関わらせて頂いた後、こうすればもっとお店を知ってもらえるのではないか、ああすればもっと商品が売れるのではないか、というアイディアを
思いつくようになりました。

仕事も結局習うより慣れろで、実地での経験の方が机上の勉強の何倍も有効と
心から思いました。

そして、チームワークの大切さも実感しました。

今回、適材適所で臨機応変に皆で役割を担うことで、効率よく作業が行えたと思います。

一人ではとてもできないことでも、チームワークが万全なグループでなら乗り越えられると
思いました。

信頼関係の大切さと、それを築くための日頃のコミュニケーションの重要性を
改めて感じた次第です。

更に思ったのは、
仕事での肉体的な疲れや辛いことも、楽しさや充実した気持ちが根幹にあれば、
その様なマイナスな面は乗り越えられるのではないか、ということです。

自分が楽しいと思うことや、やりたいと望んでいることが、仕事と結びつければ、
人生の豊かさも違ったものになるのではないか、とも思いました。

今回の経験を活かして、そんな仕事が見つけられるよう、今後は頑張りたいと思います。


最後に、このような貴重な体験をさせて頂いた八巻さんと、美味しいお食事や色々な心配りをして頂いた奥様に感謝の意を述べさせて頂きます。

本当にありがとうございました。


以上、長々とした報告でしたが、これで終了とさせていただきます。

読んで頂いて、ありがとうございました。

みらい