ウルトラマンネクサス:第33話
どんなに暗くて救いがなくても最期まで見とどけてやるのが初代ウルトラ世代の務めだろうと、半ば義務感で見続けている「ウルトラマンネクサス」。
でも、今回はなかなか面白かったです。と言うか、今までのネクサスの中では相対的に1番良かったかも。
あと5話しかないということで、ここに来て話は急展開を迎え、今回はやっと映画「ULTRAMAN」との繋がりが明らかにされました。
映画「ULTRAMAN」には素直に感動し、それに繋がる物語としての「ネクサス」に非常に期待していた私としては、漸く見たいものが見れたという感じです。
やっぱりウルトラマンは街中で怪獣と対峙し人々をピンチから救ってこそウルトラマンなのだなあとつくづく感じました。「ネクサス」に欠けていたのはまさにそのウルトラの原点だと思うんです。
街のセットを毎回作れない予算の関係なのか、それともウルトラマンが街中で戦って被害をもたらしていいのか?というお約束の疑問への回答のつもりだったのかはわかりませんが、毎回毎回メタフィールドとか言って、何もない荒地の同じセットの中で同じ敵と密かに戦ってもらっても面白くもなんともないですからね。
この展開をあと3ヶ月早くやっていれば打ち切りにならなくて済んだんじゃないのかなあ?
残り4話で、汚名返上の大逆転を果たしてくれることを切に祈っています。