『何かの為にやってる

 

その何かを見失う事がある

 

その時は

 

天から見られてると思うのです

 

天から見られていたら嘘はつけないので

 

技術の足りるところも足りないところもそのままやる

 

 

 

生真面目にやって生真面目に飛躍して

 

向上したいと思って生きてる

 

 

この振りの方がこの音楽に合うんじゃないかって真剣になる

 

 

華があるということは努力は絶対に必要

 

生き方が表れる

 

よく生きてなければならない

 

生き方が見えてしまうと言った方がいいかもしれない

 

華があるとは造形ではない

 

向上したいと思って生きてる

 

ミスは仕方がないからそのリカバリーが大切

 

 

 

ちゃんとしたいと思って生きてると言った方が

 

いいかもしれません

 

 

 

天が見ている....これが最後のよりどころとなる』

 

 

 

これは人間国宝坂東玉三郎さんの言葉です

 

 

 

肉体は衰えても魂的レベルは衰えない

 

 

 

現在も能の舞を歌舞伎に取り入れた玉三郎の向上心はすごい

 

 

この方も透明感を感じる

 

 

その人の人となりがすべてなんですね

 

それが華となる

 

誤魔化しが入っていても高得点が付くならそれでいいという

 

得点だけを追った演技に感動はないと思う

 

常に何年経っても向上心とその競技に対する敬意がなければ

 

演技は色褪せ無様なものとなってしまう

 

羽生さんほど音を大事にするスケーターはいないかも知れない

 

 

 

羽生選手のフィギュアスケートの色褪せない美しさは

 

向上心と天への意識

 

 

 

 

 

 

 

アメリカの記者が羽生結弦の事を「この世のものとは

 

思えない」と言った意味がよく分かった

 

 

 

読んで下さってありがとうございますーヨブおすましスワン