入浴料は200円。洗面道具は一応持って来てはいたが、記念にと思い白いタオルを一枚買った。
そしていざ、入浴。
気持ち良い。
首まで浸かって極楽極楽。もうこの上ない気分。
湯布院は、列車から降りると町全体が硫黄の香りで包まれている。おんせん県大分ならでわですね。
そう言えば、高崎山に行った時も、猿がいると言う山の中から、硫黄の香りがしていた気がします。
水蒸気が上がっていた様な気がします。
そこで、20分程浸かって、脱衣所へ。
身体の芯から温まった所で玄関に向かうと、
そこにはもう夫がいた。
え❓もう出たの❓と聞くと。
オレ、5分位しか入って無いから…。
は❓あんた、たった5分しか入って無いのかよ。
せめて遠路遥々来たんだから、15分くらい浸かれよ…等と、喉まで出掛かったけど押し殺して
あ、そうとだけ返事をした。
さすが、風呂嫌い。
ヤツの風呂嫌いはこんな場所でも発揮されている。
しかも、髪の毛とか洗ってないから正直言って臭い。
髪の毛に関しては、もう何日も前から洗っていないので、何となくベタついている。
気持ち悪いとしか言い様がない。
ヤツと風呂が一緒になった人が気の毒で仕方ない。
そうして、二ヶ所目の温泉場に向かう事になった。