
香港の女優チョンカイシンが飛び降り自殺した。
香港の元女優チョンカイシン(陳開心)が過ぎた24日夜11時頃、九龍半島の東側ジャングンオ(將軍澳)の某高層マンションの宿舎で身を投げて自殺したと新華網など中国メディアが過ぎた26日報道した。
チョンカイシンは40歳の若さでこの世を去った。彼女は、本名ではチョンシンイェン(陳杏姸)で、香港映画監督チョンスィンチ(陳勛奇。62)の娘とされた。玉樹(雨書)という名でも数本の作品に出演した。
チョンカイシンは、英国留学から戻って香港で1996年タレントでデビューし、1999年、父親が演出した映画'唐辛子の教室(辣椒敎室)'に香港映画界に顔を知らせた。しかし、トップスターへの成功は収めなかった。
この2001年度からは当時、香港に起こった中国大陸進出ブームを乗って名前をチョンカイシンに改名した後、中国に本格進出して名優への跳躍を夢見たが、意志を叶えられなかった。
彼女はこの2003~04年、香港歌手ドゥドウェイ(杜德偉。52)と一時スキャンダルが出回ったりしたと中国メディアは伝えた。中国の一部のメディアはチョンカイシンを父親と親交が厚い映画俳優ソンリョン(成龍。60)が娘のようにかわいがったとも伝えている。
俳優として残した最後の映画は香港俳優のマグォミン(馬國明。40)と一緒に出演した'年来市遊戯(緣來是遊戱)'(2013)だ。
故人が残した作品にはドラマ'上海タンゴ(上海探戈)'(1996)、映画'唐辛子教室'(2000)、映画'決戦シカゴ(決戰芝加哥)'(2000)、ドラマ'モンダン天国(夢斷天國)'(2001)、ドラマ'軍営会(群英會)'(2003)、ドラマ'コンブソ英雄(工夫小英雄)'(2008)などがある。
香港警察はチョンカイシンが生前にうつ病を患ったものと調査されたと発表した。
香港警察当局はチョンカイシンの具体的な自殺の背景について、現在調査を展開している。