しかし、みなさんが仰るとおり、少年の脈絡の無い達観したセリフや、突然現れた新たな小人の存在意義、
特に家政婦さんの嫌悪感すら抱く小人への執着心に違和感は残りました。

けれど見終わってからしばらく余韻を楽しみつつ考えてみると、家政婦さんはこの家を任され、食事を作ったり掃除をしたりと
家の保守管理の責任者であるので、物が時々なくなっていることに気が付いていたのでしょう。
さらに奥様に小人の伝説を聞かされ、もしかしたら犯人は小人なのではないかと疑っていたかもしれません。
そんなときに小人の家を発見し疑いは確信にかわり、まるでゴキブリでも見つけたかのようにお母さんを乱雑に捕まえたのでしょう。
ここで家政婦さんが「この泥棒め、とうとう見つけた」とでもセリフを喋ってくれれば、人間と小人の関係が共存共生ではなく
単なる、小人から人間への依存に過ぎないことがより見ている側に伝わり、
家政婦さんの行動にも必然性が生まれ違和感は少なくなったと思います格安DVD 。
もし作り手が、小人が本当に借り物暮らしをしているんだという意図を込めたかったとするならば、
例えば、家政婦さんや家の住人が不注意でなくしてしまった大切なものを小人が見つけて、
気づかれないようにそれとなく返してあげている様子や、シロアリやネズミなどの害虫を退治し、
家を守っている様子が描かれていたらよかったと思います(マチ針も活躍できますし)
さらに最後に引っ越している最中、アリエッティたち家族の他に僅かでも他の小人たちの生活している様子または、
生活痕でも描写されていたら、見終わった後の爽快感は深まったのではないかと思いました。
もう少し、脚本を練り上げていたならばもっと評価は良くなっていたかもしれませんが
僕は童話のようで好きな作品です。