心から感動した。なぜもっと早くみなかったのだろう。そのことへの悔いと、この映画に出会えたことの喜びとが同時に押し寄せる。格安DVD。
ロベルト・ベニーニ演じるグイドほどのしなやかな「強さ」をもった人物が、映画史上これまで描かれたことがあるかどうか、私は寡聞にして知らない。
これまでにない感動を覚えた。自己の生存が脅かされるほどの、死を眼前に突きつけられるほどの極限状況でなお、かれは愛と希望を手放さなかったのだ。
まさに、奇跡の物語だ。今までみたどんな奇跡のストーリーより、胸を打たれた。
そして「ライフイズビューティフル」というタイトルの意味を考えざるを得ない。
私はかれ(グイド)から、人生は美しいものなのだよ、個人の「生」への構えによって、人生はいかようにも美しく生きられるのだ、日本ドラマ 、と呼びかけられているような気がする。
このタイトルは、かれ自身のことばなのだろう。そして作品を鑑賞した後は、かれの「生」への意思が私たちに感染するような、生きることを励まされるような、そんな名作、不世出の傑作である。