2009年2月27日am5:30
前の晩、民宿アイ・愛 永久保さんにお願いしておいた登山口までのタクシーが、
時間前から、外で待っているようです。
民宿のおかあさんが前の晩に「これ書いといて」と差し出した登山届を、
食堂のテーブルに置いて、夜明け前からの出発です。
民宿の名前の永久保は地名ですが、その永久保は屋久島の真東のほぼ中央。
そこから島の外縁沿いに南へ10分ほど行くと安房という港町につきます。
ここで民宿で予約を入れてくれたお弁当を受け取り、再度、タクシーで、今度は山の方角の西へ折れ進みます。
舗装道から、途中、まだ、拡張工事しているところも通り、真っ暗な山を、どんどん登ります。
趣味的にも仕事的にも、山道は慣れているはずですが、濃い霧と、深い森が、視界を全く許さず、恐怖を覚えました。
運転手さんも慣れているのでしょう。ずっと説明をしてくれています。
でも、眠さもあったので、そこそこで良かったのですが、そうもいかないですね。
民宿から、ここまでの連係プレー、感謝というより、お見事です。
でも、タクシー代が永久保から、今回のスタート地点の淀川(よどごう)登山口まで、1万5、6千円位かかったと思います。
でも、そんなにかかったかなぁ?とも思います。なんせ2年以上前ですので…。
でも、なぜ、タクシー?
レンタカーやバスの方が安いのですが。
今回、ルートは淀川という登山口から屋久島最高峰(九州最高峰)の宮之浦岳に登って、帰りに縄文杉を見てという縦走路を選んだので、レンタカーは乗っていけません。出発地点と到着地点が違いますからね。
では、バスは?
バスはですね、時期的に、登山口に行くバスは、3月1日以降からの運行だったのです。あと、二日後にはバスが利用できたのですけど。
そのおかげもあったのか、ガラすきの屋久島を堪能できたのですが…。
1時間ほど、超やまみちをタクシーで登ると、淀川登山口に到着です。
はい、淀川登山口、到着です。
ひどい雨です。
タクシーの運転手さんが、「車の中で、お弁当食べますか?」って、
言ってくださったのですが、状況を読めず、遠慮していいですと断わって、
降りましたが、降りて、タクシーが消えた後、後悔しました。
真っ暗闇です。
真っ暗な深い森の中。
しかも雨。
最悪です。
弁当?
そんなもの食べれる状況じゃぁないですね。
ひとまず、トイレによって、カッパを着込んで、さぁ、どうしよう…。
まいったなぁ…、…、…。
とりあえず、必要なのはヘッドライト。
非常用にと、いつも持っているようモンベルさんでも教わってましたが、
本当に必要になるとは…。
唖然、騒然。絶句。
と途方にくれかかっていると、
今回、相方と2人での山行だったのですが、
「行くよ」と言って、相方さん、とっと登山道の中へ消えて行ってしまいました。
正直、自分には、車道から、どっちへ進めば、登山道の入口なのかさえ、見えていませんでした(^^ゞ
女はいざとなると強いんですねぇ。
などと感心しながらも、焦りながら、あと追いかけました![]()
歩いているうちに少しずつ夜が明けていき、ヘッドライトをつけなくても、
道が見えるまでになってきました。
でも、かなりアップダウンがあって、木の根も縦横無尽に道に這い出しています。
雨の日の木の根っこの上は滑りますよね。
波乱のスタートになりました。
20~30分歩いたでしょうか?
実際は雨の暗闇の中だったのでもっと長く感じたのですけど、
避難小屋が見えました。淀川小屋です。
この寒々しい世界で、人為的なものを発見した途端、ホッとするのは、
修業が足らないんでしょうかね(^^ゞ
とりあえず、屋根の下に入って、雨宿り&お弁当を食べておきましょうか。

