キハ85系 ワイドビュー南紀 と「親鸞展」 | チャッピーのぶらり旅

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 去る6月7日。三重県総合博物館で親鸞展が、開催されていたので、出かけてみました。中日新聞の宗教のページでも、詳しく案内されていました。


 親鸞さま直筆の経本などが見ることができました。古文書に詳しい方なら、たまらない展示だと思います。(残念ながら、昨日が最終展示日でした。古文書が読めない自分は、ちょっと残念でした:::) でも、親鸞さまの力強い筆跡は、感じましたよ。



 親鸞さまは、幼少期から仏門に入り、比叡山で長年修行を積むも、自分の煩悩の強さに深く悩み、なかなか悟りを開くことができませんでした。京都の六角堂に百日間籠り続け、如意輪観音さまのお告げに出会うことができ、悟りの道が開けました。


 そんな時、当時の法然さまと京都でめぐり逢い、「念仏を唱えて、阿弥陀仏にすべてをお任せしてしまえば、万人がその瞬間に救われる」という、「南無阿弥陀仏」の教えに、「私が求めていたのは、これだ!」と、すぐ法然さまの弟子になってしまうのでした。


 高田本山専修寺(たかだほんざんせんじゅじ)は、下図のとおり、紀勢本線一身田(いしんでん)駅が最寄り駅ですが、伊勢鉄道の東一身田駅や近鉄の高田本山(たかだほんざん)駅からもアクセスできます。


 高田本山専修寺は、最近、三重県初の国宝となりました。私も、以前お参りさせていただきましたが、とても立派な本堂ですので、ぜひ親鸞さまをはじめ、阿弥陀仏さまの願いに触れてみるのはどうでしょうか?

 分かりやすく言うと、京都の東本願寺や西本願寺の立派な建物といった感じです。とても素晴らしいですよ❗
 (上図は、専修寺さんのホームページより)

 今回の展示は、三重県総合博物館。津駅より徒歩20分でした。親鸞さまの教えは、10の分派にわかれていて、そのひとつが、この真宗高田派なのです。その起源は、親鸞さまが1207年、南無阿弥陀仏が危険な教えということで、越後国に流され、その後、流罪が許されると、親鸞さまは、1214年に常陸国に向かい、そこで教えを広める中で、専修寺ができました。

 三重県に来たら、伊勢神宮の内宮や外宮には、必ずお参りするけれど、ぜひ真宗高田派専修寺にも、お参りしたいものですね。


 そして、今回のもうひとつの目的は、こちら:::。


 JRキハ85系特急「ワイドビュー南紀」が、この6月いっぱいで、定期運用から外れて、ハイブリッドカーのHC85系に切り替わります。すでに、高山線の「ワイドビューひだ」は、運用から外れているので、乗るなら今! この紀勢本線なんですね‼️


 往路は、近鉄の株主優待券で、この津駅まで来ましたが、復路はキハ85系です。この時は、3両編成なので自由席は、先頭車両のみ。ゆったり座って行くならと、指定券を購入しました。(近鉄の株主優待券もあるうえに、わざわざ乗車券と指定券を買うのは、とてももったいない‼️ 近鉄特急ひのとりなら、2230円、ワイドビュー南紀は、2700円、近鉄急行なら、優待券でタダ同然なのに:::)


 でも、このキハ85は、やはりディーゼルの力強さ、シートの厚み、一段高くなっている客席、窓の大きさ、堪りませんね。下図は、終着名古屋駅です。カメラにおさめる鉄道ファンが、いました。この顔つきがカッコよいですね。


 若き頃、公費の三泊四日の県外宿泊研修で、岐阜~富山間を「ワイドビューひだ」に乗車し、木曽川▪飛騨川という絶景の景勝地沿いを走るキハ85系を堪能した思い出があり、懐かしいなぁ:::。


 後日、岐阜~美濃加茂間でHC 85にも乗車しました。それは、またのちほど:::。


 それでは、今日もボチボチと:::。