岐阜バス創業80周年 全線80円ポッキリの旅 | チャッピーのぶらり旅

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 4月22日(土)は、地元岐阜バスの創業80周年記念事業として、岐阜バス路線バスのほとんど全線が、一日乗り放題で80円!という記念イベントが行われました。


 8000枚限定の販売でした。前日の21日までの発売で、自分の買ったチケットナンバーが、「808」という、これまた「8」づくしの旅でした。


 自宅付近には、岐阜バスの停留所がないので、最寄りのバス停に近いであろう大型ショッピングセンターに自転車を置き、岐阜市の寺屋敷バス停から乗車します。

 目指すは、「塩後」というところ。岐阜市内で、車でバスとすれ違う時に「塩後」ってどこかな?と、疑問に思っていた行き先です。今回は、その疑問を解決する機会になりました。

 「塩後」は、山県市の一番奥の葛原(くずはら)という集落にあるバス停です。距離にして、この寺屋敷バス停から約35km。バス停の数は、2路線合計で89停留所です。

 途中JR 岐阜駅前で「塩後」行きに乗り換えますが、何せこの塩後行きは、一日に5本しか運行されていないレア路線。途中、岐阜市の繁華街である柳ケ瀬付近で一度、時間調整をします。


 そして、山県市(やまがたし)にある山県バスターミナルに向かい、さらに時間待ちをします。下図が、山県バスターミナルです。

 ここには、バスターミナル併設の「JA ぎふ山県ばすけっと」というお店があります。

 山間部が近いお店なので、山菜も販売されていました。その中から「コゴミ」と「ウド」を購入しました。平地では、なかなか手に入りませんよね。帰宅後、天ぷらや酢味噌あえで食べました。とてもヘルシーで、美味しかったですよ。

 最初に乗ったバス停から、バスの所要時間だけで、1時間40分ほど。自宅を出てから約3時間で、お目当ての「塩後」に到着です。のどかな山間集落でした。


 普通に読めば「しおご」ですが、なんとバス停を見ると「しょうご」でした。地名の読みは、その土地に行かないとわかりませんね。

 ここまでの通常の運賃は、2路線通算で、950円です。先程の山県バスターミナルから先は、山県市のコミュニティバスを兼ねているので、実際、長時間乗っている距離を考えると、割安になっている感じがします。これが、80円という格安料金で、タダ同然‼️


 こんな集落です。途中の道は、大型バスがギリギリ通れるような道もあり、ベテランの運転手さんでないと、難しいコースだと思います。

 そうそう、やはり乗客の皆さんは、この格安チケットを握りしめた人たちのみでした。土曜日というせいもあってかな?

 今から45年ほど前、自分の最初の赴任地も、ここからさらに奥の奥地で、雪が3mも積もる山間僻地の旧徳山村でした。その当時を思い出させる集落でした。あぁ懐かしい~‼️

 まだまだバス旅は、続きます。