それって実は損してるかも?!安いからと言って10km先の店に行ってません?
「あそこのスーパー、◯◯が300円も安いから車で買いに行こう!」
週末の買い出しで、そんな会話をしていませんか?
実は、その「節約」こそが、家計をジワジワと蝕む大きな穴になっているかもしれません。多くの人がコストは見ていてもガソリン代しか見ていないことがあります。
車には**「走れば走るほど確実に消えていくお金(隠れ維持費)」**が存在するのです。
今回は、200万円の軽自動車・コンパクトカーを例に、「走行距離に応じた真実のコスト」を計算してみました。
1. なぜ「ガソリン代」だけでは足りないのか?
多くの人は「車の買い物コスト=ガソリン代」と考えがちですが、車を走らせることは**「車という資産を切り売りすること」**と同義です。車には、走った距離に応じて発生する「隠れコスト」があります。
例として軽自動車(年間1万km走行時)の年間維持コスト(隠れ費用)
1年間の総額目安
◯車両価値の目減り(減価償却) 130,000円/年
距離に応じて下取り価格が下がる「資産の消失分」※15万km乗って下取り5万円想定
◯定期メンテナンス費 55,000円 /年
車検整備・タイヤ・バッテリー・オイル等の交換費用
※今回車の維持に関わる自動車税、任意保険は含まずより実態に近い算出をします(走行距離で増減があまりない為)
合計 185,000円がガソリンを含まない年間のおおよそのコストになります。
車って維持するのにお金かかりますよね。つまり、ガソリン代とは別に、年間1万km走るだけで、あなたの車は約18万5,000円分もの価値を消費しているのです。これを距離で割ると、1kmあたり18.5円という「見えない課金」が常に発生していることになります。
2. 10km先の店への買い物、その「本当のコスト」
では、片道10km(往復20km)離れたお店へ買い物に行くケースを検証しましょう。
片道10kmって15分程度で着くしそんなに遠くは感じないような距離ですよね。(人によっては遠いと感じる かもしれないですが笑)
車両の目減り+メンテ代: 20km × 18.5円 = 370円
ガソリン代: 約20km ÷ 18km/L × 155円/L = 約172円(※燃費18km/L、ガソリン代155円/月として算出)
合計コスト: 約542円
衝撃の事実:この往復20km の買い物移動には、542円の経費がかかっています。
もし、そのスーパーで「300円安い商品」を買えたとしても、移動費が542円かかっているなら、差し引き242円の赤字です。つまり、節約のつもりが「わざわざ242円を支払って遠くまで買い物に行った」ことになります。
3. 「ほとんど気づかない」この視点の価値
多くの人がこの事実に気づかない理由は、**「ガソリン代は現金で払うけれど、資産価値の減少は目に見えないから」**です。
買い物: 安い店を目指すほど、「移動」という名目で資産を自ら捨てている。
近所の店で少し高いものを買うのは、一見すると損に見えます。しかし、車の寿命を延ばし、無駄な移動を減らすことは、「見えない資産を守る」という、ガソリン代高騰の現代において賢い節約術です。
まとめ:賢い移動の選び方
・「安いから遠くへ行く」のは、損する場合もまあまあ多い。
・通勤通学時の途中についでに買い物を済ませる。
・無駄、無理のない範囲で遠い店舗は1ヶ月に1回などまとめ買いをして買い物の回数自体を減らす。ポイントが上がる日などがあればその日が狙い目
・Amazon などで購入、自宅に届く
車に乗るたび、あなたの財布からはガソリン代だけでなく、数百円単位の「車両資産」が溶け出しています。
「この往復で、自分は500円以上の価値を生み出しているだろうか?」
その視点を持つだけで、あなたの家計からは「無駄な流出」が減ると思います👍
※「2025年度乗用車市場動向調査」において、新車の平均購入価格331万円。
※直近のデータ(2026年5月25日時点)によりますと、資源エネルギー庁が発表したレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、1リットル当たり169.2円
条件によっては 今回のシミュレーションよりもっと多く損をしている場合があります。

