今回はインディR&Bからこちらのアルバムを紹介したいと思います。



Robert Napoleon
『Good Thang』





2005年にリリースされた、おそらく唯一のアルバムだと思います。

収録曲のほとんどがミディアム、スローで統一。

まったり聴きたい時におすすめのアルバムです。



それではこのアルバムから3曲取り上げたいと思います。


『Good Thang』
Feat. Tank




Tankが参加した冒頭の一曲。


心地良いミディアムスローです。


詳細はよく分かりませんが、聴いた感じおそらくTankはソングライティングにも関わっていると思います。




『Slow It Down』 

Feat. Shawn Stockman




続いてはBoyz Ⅱ MenShawn Stockman参加のスロー。


この曲も心地良くゆったり聴ける一曲です。




続いてもう一曲。


『Wasn't That Type』




この曲は少し切なさを感じるスローです。


個人的にはこのアルバムで一番のお気に入りです。




J. Valentineをフィーチャーした『No Matter What』という曲もかなり良い感じのスローですが、YouTubeで見つからなかったんですよね。


ピアノとドラムメインのシンプルで美しいトラックに切々と歌う二人の歌声が乗る一曲です。




今回調べて初めて知ったんですが、Robert NapoleonThe Newtronsのメンバーのようですね。


そして「No Matter What」でフィーチャリングされているJ. Valentineは弟で、同じくThe Newtronsのメンバーのようです。



The Newtronsは90年代に2枚のアルバムをリリースしたボーカルグループ。


Robert Napoleonと双子の兄弟Ronnie、そして5歳下の弟J. Valentineの3人組。


おそらくThe Newtronsの時は、Robert NapoleonBobby NewtJ. ValentineJohnnie Newtと名乗っていたようです。


まぁ名乗っていたというか本名かなと思いますが。



The Newtronsの1stアルバムがこちら。





おそらく真ん中がJ. Valentine


まだ子供ですね。



J. Valentineは2011年にアルバムをリリースしていますが、たくさんのアーティストに楽曲提供していて、最近ではTankのアルバムでフィーチャーされています。




The Newtronsとしてデビューしていたのもあり、Shawn StockmanTankなどのメジャーアーティストとの繋がりがあるのかなと思いました。


インディにしては豪華な客演で、全体的にクオリティが高いのも納得です。




おそらくサブスクでは聴けないのが残念なんですよね。


中古でCDを探せばそんなに高値ではないと思うので、興味がある人は購入してみるのもありかなと思います。