クセのあるしゃがれた歌声ですね。
実はこの歌声がいまいちしっくりこなくて、Lyfe Jenningsのアルバムは持っていたんですがあまり聴いていませんでした。
だけどこないだなんとなく聴いてみたら、なかなか良いなと感じたんですよね。
よく聴いてみると美メロな楽曲なんですよね。
歌声はしゃがれた感じで濃いですが、トラックは美しいというか。
改めて聴いて良さに気付いたのでした。
US Hot R&B/Hip-Hop Songsで5位を記録。
2004年にリリースされた1stアルバム
『Lyfe 268-192』に収録されています。
Lyfe Jenningsは14歳の頃から何度も刑務所暮らしをしていたようです。
そんなLyfe Jenningsがアポロシアターの「アマチュア・ナイト」に出演。
そして優勝。
それをきっかけにデビューとなったようです。
アルバムのタイトルは服役中の囚人番号だそうです。
収録曲は全て自身で制作・プロデュース。
なかなか凄い才能ですね。
美メロ風な感じの曲は「Must Be Nice」のみで歌声の特徴もあってか、全体的に昔のSoul感漂う渋い内容に感じます。
US Billboard Top R&B/Hip-Hop Albumsで7位を記録、総合チャートでも39位を記録するヒット。
ちなみに2ndアルバム、そして3rdアルバムは共にUS Billboard Top R&B/Hip-Hop Albumsで1位を記録しました。
割とコンスタントにアルバムをリリースしていたんですが、2019年にリリースされた7thアルバム『777』がラストアルバムで、Lyfe Jenningsは引退したようなんですよね。
2019年の段階ではまだ41歳。
まぁ本人しか分からない所ですよね。
きっと激動の人生を送っている人だと思うので、いろいろ思う所もあるのかな、なんて想像します。
復帰するかどうかは分かりませんが、リリースされた7枚のアルバムを一度聴き込んでみたいなと思います。