今回はこちらの曲を紹介したいと思います。
J.Burney
Feat. Ravaughn
『Brainwashed』
曲が始まった瞬間からせつない雰囲気なんですが、サビは特に胸に迫ってくるようなものがあります。
なんと言ったらいいか、胸が痛いというか、苦しくて耐えられないような感覚になります。
タイトルは『Brainwashed』。
「脳を洗った?」
どういう意味か調べたら『洗脳』なんですね。
英語が先なのか、日本語が先なのか分かりませんが、
「Brain(脳)」
「Wash(洗う)」
そのままなんですね。
一つ賢くなりました。
「恋は盲目」みたいな事はよく言われますが、「洗脳された」と表現するのを見たのは初めてです。
せつない一曲。
好きなんですよね、この曲。
2012年にリリースされたアルバム
『J.Burney』に収録されています。
2010年代は美メロの曲が溢れていました。
だけど今はほとんどなくなってしまったんですよね。
R&Bの最新リリースをチェックしつついろいろ聴いてみたんですが、今はやっぱりまだトラップが多いんですよね。
ここ数年R&Bはトラップを取り入れたものが席巻しています。
トラップはラップと歌の間みたいな感じで、トラックは浮遊してるような感じ。
どうも僕の肌には合わなくて、なかなか良さに気付けません。
というか、日本人には分かりづらい音楽なんだろうなと思います。
それを考えると前回紹介したKenny Lattimoreの『Never Knew』は、現在では珍しい曲なんですよね。
偶然出会えて良かったです。
もしかしたらR&Bというのはかなり流行りに左右されるジャンルなのかもしれません。
商業的な事を考えるとやらざるを得ない所もあるのかもしれませんが、やっぱりある程度メロディーがしっかりしてて、歌が前に出てるものが聴きたいなぁなんて思います。