今回はこちらの一曲を紹介したいと思います。
Force M.D.'s
『Tender Love』
美しくロマンティック。
温かく優しさあふれるバラードです。
プロデュースはJam & Lewis。
1985年にリリースされたシングルで、US Billboard総合チャートで10位を記録。
この曲をきっかけにJam & Lewisは人気プロデューサーとなっていったようです。
今も色褪せない名曲です。
1985年にリリースされた2ndアルバム
『Chillin'』に収録されています。
そしてここで3つのカバーバージョンも紹介したいと思います。
Amyth
Uncle Sam
Jamie Sparks
曲が良いからか、どのバージョンも良いんですが、僕はやっぱり原曲のForce M.D.'sバージョンが一番好きですね。
大人の歌声より、青臭さが残ってる歌声の方が合う楽曲なのかなと思います。
それにしてもJam & Lewisは凄いプロデューサーだと思います。
ヒット曲の数はとんでもなく多いです。
手がけた楽曲の数も半端ないです。
宇多田ヒカル『Addicted To You』もJam & Lewisプロデュースなんですよね。
そのせいか、宇多田ヒカルの楽曲の中で僕が一番好きなのは『Addicted To You』です。
基本、バラード系が多いんですが、Jam & Lewisの凄い所はいろんなタイプの楽曲を作っている所ですかね。
アーティストに合わせて作っている雰囲気があって、結構挑戦したというか、攻めた楽曲もあったりします。
R&Bの名プロデューサーはたくさんいますが、長期に渡りたくさんの名曲・ヒット曲を生み出したのは
BabyfaceかJam & Lewisかなと思います。
どちらもいまだに生み出し続けていますが、僕はやっぱりJam & Lewisがトップかなと。
ちなみにJam & Lewisの経歴みたいなものを昔読んだ事があって、The Timeで活動していた時のプリンスとの関係とか、Alexander O'Nealとの関係とか、とても興味深いものだったのを覚えています。
そんなJam & Lewisが昨年、アーティストとしてJam & Lewis名義でアルバムを出したんですよね。
ここにきてまさかアーティストデビューするとは。
Jam & Lewisの伝説は今も続いてます。