今回はこちらの一曲を紹介したいと思います。




Guy
『Let's Chill』





この曲からは温かさというか、優しさみたいなものを感じます。

1990年に出された曲なので、音は時代を感じさせるかもしれませんが、やっぱりスローの曲は不変だなと感じます。


名曲ですね。




1990年にリリースされた2ndアルバム
『The Future』に収録されています。



Guyと言えばやっぱり
New Jack Swingの生みの親と言われるTeddy Riley

強力なインパクトあるドラムが特徴なのでアップ寄りな楽曲に注目しがちですが、スローも良い曲作るんですよね。

ただ、割と濃いめの曲を作る人だと思うので、今思えばこの『Let's Chill』は珍しいタイプの曲なのかもしれません。



そしてリードボーカルを務めるAaron Hallの歌声が好きなんですよね。

抜いたり優しく歌ったりせず、ファルセットも使わず、全体的に引く事がない歌い方なので好みが分かれるのかもしれませんが、僕は好きなんですよね。


僕が思うに、きっとAaron Hallは
Charlie Wilsonが好きなんじゃないのかなと思います。

なんとなく歌い方が似てるんですよね。



そんなCharlie Wilsonが2005年に
『Let's Chill』をカバーしました。





こちらはKeith SweatのライブにCharlie Wilsonがゲスト出演した時に歌った『Let's Chill』。



2005年にリリースされたCharlie Wilsonのアルバム
『Charlie, Last Name Wilson』『Let's Chill』のカバーが収録されています。

Charlie Wilsonが『Let's Chill』をカバーした時には感動しました。

きっとAaron Hallが憧れているであろうCharlie Wilsonが歌ってくれたんですからね。

なんか「認めてくれた」みたいな感覚もあったのかなぁとか想像したりして。

そしてアルバムに収録されたカバーバージョンがまた良いんですよね。


全部想像なので、実際本人達がどう思ってたのかは分かりませんが、勝手に想像して勝手に感動しました。




Guyは1988年に1stアルバム、そして1990年に2ndアルバムをリリース。

解散状態の中、2000年にまさかの復活で3rdアルバムリリース。

3枚しかアルバムはリリースしていませんが、僕にとってGuyは伝説のグループみたいな特別な存在です。