こちらはインディソウル。
R&Bには『インディソウル』と呼ばれるものがあります。
日本と同じで、メジャーリリースじゃないもの。
メジャーだと流行りを考えたり、商業的な事も考えたりすると思いますが、インディは自分の好きなものをそのままやってる印象があります。
手作りっぽいのもあれば、メジャー級のものもあり、非常に幅広いです。
そして数も結構多いです。
購入できるショップは限られてきますね。
曲的にはR&Bと基本何も変わらないんですが。
そんなインディソウルの中からお気に入りを見つけるのが好きで結構聴いてきました。
だけどこのアルバムの事は全然知らなかったんですよね。
激レア盤だったらしいですね。
2004年にリリースされたらしいですが、ほとんど流通しなかった模様。
2017年に再発されて、サブスクなどでも聴けるようになったようです。
なので激レアではなくなったかもしれませんが、そんなにたくさんの枚数が再発された訳でもないと思うので、CDは今でもレアなのかもしれません。
このEe-Deのアルバム、かなり良質なR&Bです。
音も楽曲も全てメジャーと変わらない感じで、全体的に心地良く聴けます。
何度聴いても心地良く飽きないです。
それでは僕が好きな冒頭の2曲を紹介したいと思います。
『Let's Get To It』
(The Krunk Love Song)
アルバム1曲目にふさわしい心地良いミドル。
ラップも入り、Hip-Hop感もあるんですが美しさやせつなさもあります。
サビのメロディーはインパクトがある訳ではないんですが心地良いです。
「心地良い」ばかり書いてますね、、、。
続いてもう一曲。
『Tell Me Your Secrets』
こちらはスロー。
せつなくもあり温かくもある、そんな一曲。
このアルバムの中で一番のお気に入りです。
この2曲、どちらもトラックの雰囲気とサビのメロディーが好きなんですよね。
もちろん歌声もですが。
これ以降の曲は、最後の方に2曲ほどアップテンポのものがありますが、ほぼミドルとスローの構成。
なので落ち着きたい時とかにこのアルバムを選んで聴いてしまうんですよね。
以前のブログでJohnny Gillの『Let's Get The Mood Right』を紹介した時に、
「疲れを癒す」
「気持ちを落ち着かせる」
みたいな事を書きましたが、このアルバムも僕にとってそれに近い感覚です。
テンション上げたい時はアップテンポの曲や熱唱型の曲を聴きますが、結局こういうアルバムの方が何度も聴いてしまいます。
癒されたいのかなぁ、、、
疲れてるのかなぁ、、、
なんて思ったりして。
僕は知らなかったんですが、インディファンの間では激レア盤として知られていただけあって、かなり良い内容です。
R&B好きにはオススメの一枚。
実はここ数年の間に何枚かインディソウルの名盤が再発されています。
また今度その中からも紹介しようと思います。