昨年、2009年3月に、足掛け20年住んだ台湾から帰国。台湾の美しい蓮の花が忘れられずに、その年の6月に、近くのホームセンターで、蓮の花を3鉢(サイズは小さ目)と、それを入れる大きな陶器の鉢を買って帰った。自宅のベランダ(2階)に、その大きな鉢を置き、鉢に水を入れ、ビニール袋に水ごと入っている蓮の花を取り出そうとすると、袋の中に偶然、黒いめだかが一匹入っていた。
そのまま、えさもやらずに放っておいたら驚いたことに今年の3月まで一冬生き延びた。すごい生命力だ。鉢の中の藻を食べていたのだろうか。「痩せこけて可哀そう」と思っていた矢先、近くの通りを歩いていると釣具店の店先に「ひめだか7匹で百円。」と書いてあったので、いままで、寂しい思いをした黒めだかへのせめてもの償いと思って買った。ひめだかは黒めだかと違って体がオレンジ色をしている。これで、合計8匹となり餌も毎日やり始めた。
ところが、水が合わないのか、新しく買った7匹のひめだかの数が、どんどん減り、やがて2匹となり、越冬した黒めだかも、悲しいことに6月下旬に死んでしまった。結局「ひめだか」が、2匹だけ残った。
さらに、運の悪いことに、7月初めに短時間に大雨が降り、大阪から帰ってきた私は、家の近くの道路が、川になっていて、靴はずぶぬれになってしまった。
帰るとすぐ、2階のベランダに行き、めだかを見に行くと、なんと残りの2匹のひめだかが見当たらない。大雨のため、蓮の花とめだかが入った鉢は、大雨で水が一杯になり、めだかが溢れた水と一緒に外に放りだされて無残に死んでいるのが見つかった。ああ、これで、めだかは、全滅した。
その後、雨が止み2日経ったある晴れた日に、今は亡きひめだかを思いながら、その鉢を上から眺めていると、水中に小さな小さな糸みたいな物が動いていた。あれ、ぼうふらかな?と思って、よ~く見ると40匹以上のめだかの赤ちゃんが泳いでいるではないか。
ええっ??、あの最後の2匹は、ツガイだったのか。絶えたと思った命が繋がっていたことに涙が出るほど感動した。嬉しさのあまり、早速、新しく大きな金魚用の透明ケースを買って、すべての稚魚を丁寧に救い出し新しいケースに入れ替えた。この大切な命を守るため、エアーポンプ、ろ過器、新しい水槽を用意してやった。
しかし、めだかって、どんどん数が減ってくる。今年の9月には、30匹いたのに、今日現在14匹になってしまった。その14匹は、すこぶる元気だ。
しかし、その14匹は、誰の子?? たしか、最後には、ひめだかが、二匹だけ残っていたのに、生まれためだかは、全て黒いめだかだ。7月9日に生まれてからすでに、4ヶ月近くになるが、いつまで経っても、めだかは、オレンジ色にならない。ええっ。ひょっとして、ひめだかが死ぬ前に、黒めだかは、やることだけやって死んでいったのか、じゃ、この子たちは、黒めだかと、ひめだかのあいの子? いまだに不思議でならない。
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