jojiの足跡
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2007/02/19 授業時間の意味から考える

今日までに実習生は教壇実習を道徳1時間、体育1時間、国語3時間と計5時間行った。行う度に、私と振り返りをしている。様々なことをその都度話しているが、その中で彼が一番気になっていることが時間のことである。大まかな部分については準備をきちんとして臨んでいて概ね好感が持てる。だからこそ時間のことを悩んでいるのだが、これまで行った5時間のうち、4時間が時間をオーバーしてしまっている。これはそろそろ改善策を考え、助言しても良いのではないかと私も感じていた。
まず彼に考える1歩目として、なぜ小学校の授業は1時間が45分なのかということを考えてもらった。(正確に言えば近年モジュール単位で授業を進めているところもあるが、それをこの段階で持ち出すと混乱につながるので今回は省略した)45分については色々な見解があると思うが、子ども達の興味や関心を持続させたり、思考を深めたりすることについての一つの目安なのではないかと私は彼に伝えた。つまり、それ以上続けることは、子ども達にとって効果的に展開することは難しくなりうる可能性が高く、換言すれば子ども達の学びにとって逆効果なことも多いと言えるだろうと。
具体的に彼のこれまでの授業案やこれまでの実際の授業をみると、伝えたい、教えたいという思いが強いあまりか、やはり設問が多かったり絞りきれていない部分が多い。なので、それらを今後、より精選することが大事だと進言した。また、展開中に設問や内容の多さを子どもたちの様子から感じた時には、あせって欲張らずに、次時へ持ち越したり、他の部分で補ったりする余裕も必要だと伝えた。
彼の授業準備は、ワークシートや黒板への掲示資料等、熱心な準備が感じられる。それに対して子ども達も一生懸命応えようとしている姿もある。きっと本来、こうしたことができていれば問題ないのかもしれないが、彼は新しい壁を発見した。ならば、準備したものから精選をし、より子ども達のことを考えた密度の濃い授業展開を考えてほしいと思った。
明日からの彼の授業準備が少しずでもステップアップしていることを期待したい。

2007/02/15 絵本の読み聞かせとICT活用

実習生が研究授業で国語の「ごんぎつね」を行うことになり、今日はその導入の授業を行った。
今回の授業では、いきなり「ごんぎつね」を読むのではなく、登場人物の心の交流に着目してもらうために、何かそうした話の読み聞かせを行おうということになった。そして「あらしの夜に」の最終部分を読み聞かせすることになった。
この話を読み聞かせするには、話全体だと長いという問題があったので後半のクライマックス的な場面のみを読み聞かせすることになった。が、しかし彼が読み聞かせをしたのは約30分にも及んでしまった。当然子ども達は途中で飽きてしまい・・・ということは、ほとんどなかった。
その要因として、彼はOHCに絵本の絵を映し出しながら、読み聞かせをしたからであった。前日の彼との話の中で私が提案しこの日の朝に機器の主な使い方を実習し、実現した。この用法は思った以上に効果があった。子ども達は紙芝居を見るように、黒板のマグネットスクリーンに映し出された絵を見ながら、彼の朗読を聞いていた。

20070215-1

こうしたICT活用による子ども達の興味・関心の持続という実践例を私自身、実践者という立場ではなく見られたことは、私にとっても大いな学びとなった。

2007/02/13 教師の表現力をも要求される学校報告会

今日は学校報告会があった。これは年度当初の学校説明会において提示した今年度の学校の具体的な目標に対する成果を報告する機会である。この具体的な成果を本校では極力、数値化してわかりすく客観的に示しすことが特徴となっている。
私は今年度、初めてなのでどのような形でまとめをするのか興味深く学ばせてもらおうと思っていたが、プレゼン係というものになり直接的にかかわりながら学ぶことができた。プレゼン係というのは、簡単に言うと当日の各向上委員会からの資料等をパワーポイントでまとめ提示する係ということである。このため先週まで、各向上委員会の委員長さんと連絡調整をしたりリハーサルをしたりしてきた。当初私が考えていたスケジュールよりやや後手後手になってしまい、プレゼンを効果的に手直しをするというところまでいけなかったのが残念だった。こういう機会を活用して、教師自身のプレゼン能力の向上も図れればと思っていたのだが。次年度以降はこの反省を活かして生きたいと思った。

同様に、

○発表時に原稿ばかりに目がいってしまっている
→参観者に呼びかける形にしたり、時には様子を見てアドリブを入れたりすればより説得力が増すことであろう

○発表者がスライドを操作していない
→自分で効果的に操作すれば、資料と一体化したより効果的にスライド(資料)を活用できるであろう

というようなことも次年度以降、改善できればと思っている。

報告している内容は、手前ミソではあるが、すばらしいものだと思うので、後はこうしたことをいかに効果的に表現し伝えるか
これは本校の教育目標(子ども達に対して)の一つでもある『表現力の向上』と重なる部分でもある。なので今後、なおさら重視していきたい。

2007/02/09 初授業だからこそ大切なこと

本日、実習生が初めて授業を行った。道徳で学校放送番組「みんな生きている」『ひとりぼっちだったぼく』を活用し をねらって授業を行った。
事前に番組を視聴してそれに伴いワークシートや提示資料を準備して臨んでいた。授業後の彼の感想としては「余裕がなさすぎた」というものだったが、それは当然のことで、逆に様々な準備がされていなかったならば、もっと余裕がなかったことだろうとアドバイスをした。
私はそれよりもむしろこの授業の中で、これの授業に対する指針のようなものをどこまで子どもたちに提示し伝えられたかという視点で授業観察をした。今日の授業の中で彼が一番伝えたかったことは「相手の立場を気づき思いやること」だったが、それは概ね達成できたと考えられる。ただ大事なことは今後もこの指針を大事にそして時には柔軟に考えながら子どもたちと向き合って、授業なり、かかわりなりをもって接することだということも合わせてアドバイスした。初授業だからこそ、こうした一歩が大切だと気がついてほしい。

授業では、主に子どもたちに気づかせ、それを知識として整理し理解させる。しかしこれだけでは、いわいる“生きる力”つまり社会的実践力に乏しい。それを補うには日頃からの呼びかけであり、かかわりである。

彼は、今日の授業において知識として理解させた。今後このことがどこまで子どもたちの力となりえたかを実習の最終日にでも聞いて、自己評価をしてもらおうと思っている。

2007/02/08 授業の第一歩を考える

昨日は、私は出張のため、教育実習生は午後、自分で教材研究をする時間となった。
彼は、今週末の金曜日に、初めて教壇実習、つまり子どもたちの前で授業をすることになっている。そして、その授業は道徳としたので、私は彼に学校放送番組「みんな生きている」が録画されているビデオを2本と簡単な授業の流れを書いて、授業構想を考えておくように伝えた。

本日、その彼の構想について聞き、明日の授業準備をした。
彼には「…教師の価値観を道徳という授業を通して伝えることも大事であり、それからスタートして来週からの授業に役立てられればと思って道徳にした…」と伝え、それに沿って展開を確認した。

初めてではあるが、目的とそれを実現するための手段(資料=番組分析及びワークシート)が、細かなところを気にしなければ、概ねできていた。後は当日の流れを読みながらまとめに持っていくことが大切なのだが…それについては細かいことは言わず、明日の様子を見てみようと思った。

こうした展開を考えたのは、彼にはどのような教師になりたいかが明確だったからである。教育実習をお願いするに当たっての作文にそのことについて伝わりやすく綴られていた。
既に休み時間に子どもたちと一緒に遊んだり、そうじを一緒に取り組んだりする中で、子どもたちにメッセージは少しではあるが伝えている。だからこそ、明日はそれを明確に授業を通じて子どもたちに伝えてくれればと思っている。

指導者である教師が教えたり伝えたりするところと、学習者である子どもたちが主体的に考えたり表現したりするところ。明日はこの2点が大事であり、またその2点のバランスも大切である。

明日は非常に楽しみである。

2007/02/07 情報教育という手段の可能性

本日は、市内の小学校情報教育研究会の会員研修会が行われた。本日の主な流れは以下のようであった。

①視聴覚機器調査報告
②各プロジェクト報告(4プロジェクト)
③常任委員による実践報告(4実践)
⑤指導講評(市の指導主事より)
⑥ビデオ映像創作展入選作品のダイジェスト盤鑑賞

私は主に②と③に関わり報告をした。
②では、デジタルコンテンツ活用部会プロジェクトのリーダーとして、他のメンバーの実践を紹介してもらいつつ、デジタルコンテンツの有用性や今後の活用の可能性についてまとめをさせてもらった。
③では、「星の観察」について夏と冬の主に長期休業中も子どもたちの意欲、学びを持続・連続させるための手立てとして、学校放送番組やそれに付随するデジタル教材を活用しての実践を報告した。

今後、情報機器の充実に伴い、ますますこのような場が必要とされてくる。そしてこうした場で、分かりやすく、参加者が意欲的に現場で実践したくなるような発表や方向が大事なのではないかと今日の雰囲気を感じながら思った。

ただ、間違えてはいけないことは、子どもたちの学習意欲や確かな学力向上のための情報機器の効果的な活用や、子どもたちの健全な成長のため情報教育であるということである。
目的と手段を明確にして、今後もこの研究会の必要性をアピールしていきたい。

2007/02/05 原点回帰の機会

今日から私に教育実習生がつくことになった。私の教師経験の中で初めてのことだ。
考えてみると私も、十数年前、教育実習を受けさせてもらった。当時は、この職に就くことに若干、迷いもあった時期だが、教育実習を終えることにより、その迷いが無くなり、現在に至っている。それは当時、目の前にいた子どもたちのおかげではもちろんあるが、私をサポートしてくださった教職員の方々によるところが多分にある。それがあったからこそ、現在の私がある。

そう考えると、今回の私の任務に責任の重さを感じている。

と同時に、この仕事をしていて、つくづく思うのだが、教えることは教わることであり成長の手助けをすることは自分の成長になること

この気持ちを奥底に持ちながら、私なりに指導し、共に成長できればと思っている。
そして、この仕事に就こうと思った気持ち、原点回帰も同時にできればと思っている。

2007/01/31 効果的な研修の組み立てかた

今日は校内で、先日入れ替わったコンピュータ及びそれに伴う情報機器の研修を行った。
昨日、堀田先生のお話を聞いたことを活かしながら行った。ターゲットを絞って分かりやすく。前半に今回入った主システムであるsky-menuについて説明をし、その後にこれまでの一太郎スマイルから変更されたキューブキッズについての簡単な講習を行った。キューブキッズを触り始めたころから、このレベルの差が出てきた、進む人は進み、進めない人は何とか最低限ことだけでもという空気が伝わってきた。そして、このまま研修を終了してしまえば、コンピュータ活用及びICT活用の広がりが見られないと思ったので、実物投影機とプロジェクターとつなぎマグネットスクリーンに投影して、気軽な活用法を最後に紹介した。そしてここで例に取り上げた活用法は、単に算数の教科書を写しただけである。面積のページだったがそれに水性マジックで色々書き込む活用法を紹介して。この紹介をした後にはどこにも必死さとかマイナス的な空気は流れていなかった。

誰もが気持ちよく終了したほうが、きっとその後につながる。

これは授業でも同じ感覚かもしれない。

2007/01/30 分かりやすいという良薬

今日は全放連の特別研修でNIME(独立行政法人メディア教育開発センター )の堀田先生のお話を伺った。堀田先生には、放送教育指導者養成講座時代(通称:虎の穴)からお世話になっている。お話を聞くたびに毎回、聞いている側に必要な情報を的確にわかりやすく、時にはユーモアを交えてお話をしてくださる。今回もそうだった。今回も「学習材としての放送教育」という間口から、「放送教育の課題、これからの放送教育の在り方について」という現在全放連が抱えている悩みについてスッキリと解説しアドバイスを下さった。
放送教育をより広めていくには、ターゲットを絞り(これは、広めていく側も含まれる)、そしてこれまでの研究や実践等の蓄積を整理し、簡単な形で提示していく。これに関して堀田先生は「風邪といっても色々な症状があり、頭痛にはこれという薬がある。つまり効能をはっきりさせた方が、使用する側も使いやすい」と言われていた。こうした例えを数多く用意して話してくださり前半の講演、後半のディスカッションと2時間がノンストップのまま瞬時に過ぎていった。対象を絞り、こちらの持っているものを整理し、分かりやすく提示する。これはある意味、わかりやすい授業の王道ともいえるのではないか。

児童の実態を把握し、学習材をブラッシュアップし、授業を展開を考え行う。
つまりは、良い実践者は、きっとこうした広める力にも長けているということではないか。

地道ながらもこうしたことを今後も大切に精進していかなければと改めて思った。
私にとって、堀田先生の話は、色々な意味で効能がある総合薬であり、元気な時にも効果ががあるので良質なサプリメントともいえるのだと感じた。

2007/01/26 良い番組は教師を成長させる

今日は「みんな生きている」を活用して、道徳の授業を行った。活用したのは昨年度放送された『ぼくのことを分かってほしい』だった。
実はこの回は、昨年在籍した学校で、校内の研究授業の時にも活用した。活用の仕方は、番組を編集したものを部分視聴(約8分30秒)させた後に感想交流をし、その後、番組を丸ごと視聴(15分)して感想を書くというものであった。今回も考えた末に同じ活用の仕方をすることにした。ただ前回の反省より、番組を授業の約半分かけて視聴するので、時間配分に気をつけ発問や感想交流の進行を気を使うことと、この企画には交流級の先生も一緒に考えいただいたので、最後に交流級の先生が感想を言って終わるというところを変更した。
子ども達は真剣に番組をみて、真剣に感想を考えていた。そして最後には自分なりの意見を感想に書くことが全員できていた。そして、交流級の先生の感想も新鮮味を持って耳を傾けていた。

同じ番組、同じねらいでも、児童の実態は微妙に変わる。それに合わせて授業を考える。そうすることで教師の手立ての数が増え、成長していくのもだと今回の実践から改めて感じさせられた。

また、そうした意味では、良い番組というのは様々な活用の仕方ができ、教師の成長を手助けしてくれるものだということも実感できた。
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